こんにちは、てならい堂スタッフのかもです。

 2月も終わり、もう3月ですね!
さて、てならい堂では2月の終わりに、初めてのダーニング教室をオンラインで開催いたしました。

定期的に開催している「初めてのダーニング教室」ですが、今回は、調べてやってみたけど、ちょっと上手くいかなかったのでちゃんと教わりたい!と参加してくださった方や、ダーニングマッシュルームがかわいくてそれに惹かれて参加してみました!という方も。
ダーニングマッシュルームかわいいですよね。お店でも、半分インテリアとして飾ってます…!
ダーニングマッシュルームキット 

ダーニングマッシュルーム

ダーニングとは、虫食いなどで穴が空いてしまったり、着古して生地が薄くなってきてしまったものを繕う北欧の技術。簡単だけどしっかり補修できるので、穴が空きがちな靴下はもちろん、お気に入りのセーターやデニムなどもかわいく補修して長く使い続けていけます。  

講師は、クロシェター(かぎ針編み作家)の赤星さん。

赤星さんに簡単に手順を説明してもらったあと、実演を見ながらみんなで一緒に縫っていきます。 少しガタガタだったり、目を飛ばしてしまったかな、と思っても大丈夫。伸ばして縫っているので意外とダーニングマッシュルームから外すときれいだったりもするそうです。
また、2〜3回練習すればコツも掴めてきてきれいに仕上げられるようになるそうなので、初めはとりあえず手順を覚えつつ縫いすすめていきましょう〜。

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つまいづいたところなどは、随時一緒に確認しつつ、縫い進めていきます。縦糸を通したら、今度は横糸、そして最後に糸始末をしたら、完成です!中には、とてもきれいな四角に仕上がった方も!  

練習の後は、質問タイム。 「目立ってしまって仕上がりがイマイチなのですが、他にいい方法はありますか?」「縦に広く裂けてしまったものはどういった方法がおすすめですか?」など、直したいものへのお悩みに、赤星さんにアドバイスしてもらったり、糸選びのコツなどのおはなしをしてもらったり。

ダーニングは自由度が高いのですが、とはいえ、自由です!と言われてもはじめはかえって悩んでしまうもの。おすすめの方法やちょっとしたコツがわかると、より進めやすいですよね。

ダーニングにつかえる糸の一例を紹介してもらいました。写真はレース糸。デニムなどにおすすめだそうです。

ダーニングにつかえる糸の一例を紹介してもらいました。写真はレース糸。デニムなどにおすすめだそうです。

後半は、赤星さんのデニムのお直しの実演を見つつ、それぞれ好きなものを繕いました。
また、参加者の方のお子さんが描いてくれたダーニングの絵を見せてもらうほっこりタイムも。隣で描きあげてくれたそうで、ちゃんとダーニングマッシュルームも描いてあります!とても癒されました…!

お母さんとお子さん。お母さんの手にはちゃんとダーニングマッシュルームが!じょうず~◎

お母さんとお子さん。お母さんの手にはちゃんとダーニングマッシュルームが!じょうず~◎

黙々と作業していったり、随時質問しながら進めていったり…各々のダーニングタイムを楽しみました。
最後はみなさん繕ったものを見せてもらいながら、「最初ガタガタだったけど、2回目は上達しました!」という方や、「アドバイスを元にきれいに縫えました!」という方など、嬉しい報告をいただきました。

実は私もあいまあいまで、靴下の穴を繕っていたのですが、伸ばしたら意外と穴が大きくて時間内には終われませんでした… あと、刺繍糸を3本どりで使っていたのですが、横糸を渡す時は集中しないとけっこう絡まる…!赤星さんもおっしゃってましたが、慣れるまでは1本糸がおすすめです。。。

糸も「(絶対コレ!という決まりはないので)色々試してみると、だんだん自分が縫いやすいものや好きなものがわかってくるので、いいと思いますよ。また、あえて直すものと全然ちがう色を使ったりしても、ポイントになってかわいかったりもします。」と赤星さん。
ぜひ、いろいろ試しながらこれからもダーニングタイムを楽しんでみてくださいね。

参加者のみなさん、赤星さん、ありがとうございました!

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