皆さんこんにちは。てならい堂スタッフのリムです。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は先月開催しました「星と色、五感と思考のワークショップ」の様子をご紹介いたします。瞑想を通じてどんな1年だったか振り返ってみたり、来年はどういう年になるか想像してみたりする反省と期待の時間を持ちました。おまけで素敵な星の折り紙までもらえました!

忙しくて落ち着かない時に、「瞑想するといいよ」と言われたことがあります。でもそう言われてもどんなことをするのが瞑想なのかもわからないし、瞑想って、まるで達人のような存在がする偉いことだと思えて、なかなか気軽には始めることができなかったです。

瞑想とは調べてみると「ストレスのない状態」あるいは「自然体になること」を目指す行為だそうです(言うのは簡単ですけどまだ難しそう…)。日常生活の中、瞑想として捉えるのは「一人で静かに横になること」とか「ヨガをする」とか。「目を閉じる」だけでも瞑想はできるそうです。

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特に「ストレスなく、自然体のままになる」ためには反復作業をするとなりやすいみたいです。何もしないことが瞑想とは限らないのですね。なら今回私たちが星の折り紙作りも瞑想の一つの方法と言えると思います。この星の折り紙の作り方は難しくなく、同じ方法で折ったり、貼ったりすることがほとんどだからです。

おうちにある星型の照明器具を見て作れないかと思ってこの星の折り紙を考案したというfolding starのERIさんはヨガのインストラクターでもあります。目を閉じてERIさんの声に導かれ、自分の内面をよくみつめてみます。

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たくさん並ばれているいろんな色の折り紙の中どの色が目に入ってきたのか、なぜ自分はその色を選んだのか、どこに飾りたいのか、目を閉じて考えて見ます。この星はこれからのことを楽しみにさせる希望の星にもなれますし、一年頑張った自分を慰めてくれる穏やかな星にもなります。

黙々と自分と星だけしか存在しないような静かなお時間を過ごした後には皆さんが作った星を天井から吊るし、見つめてみます。始めに想像したイメージ通りになったのか、あるいは変わった部分があるかを考えてみます。

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そして星にその全てのことを含めたタイトルをつけ、みんさんとそのタイトルについて共有しました。そこには皆さんそれぞれの「自分」が溶け込んでいました。

今回folding starさんがご用意してくださった色紙は16色。岐阜の美濃和紙で作られた色紙で染め紙なので全く一緒の紙はないようです。毎回違う色になる色紙ですが、近い色合いの紙を選んだとしても星を作る人によってもどれ一つも同じものが出ないのがこの星の折り紙作りの魅力です。それぞれが思う今年の自分、願い事を込めて作っていくうちにその願望に近づけるかもしれませんね。

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folding starのERIさん、MAKIさん、そしてご参加してくださった皆さん、ありがとうございました!