しっかり金継ぎキット(教室お渡し)

てならい会員価格

17,600 円 税込

サポート会員価格

16,500 円 税込

商品コード: kintsugikit2

数量

てならい堂の「金継ぎキット」はリニューアルして、「しっかり金継ぎキット」となりました。しっかり金継ぎキットは、丸粉を使っての磨き仕上げ用です。色々と工夫して、お値段は従来のものよりも少し抑えることができました。

※発送まで少しお時間をいただいております。お知らせをご確認ください。)
※お支払い方法でお振込を選択いただいた方は、ご入金確認できてからの発送となります。


てならい堂は、くらしを少しだけていねいにする選択肢が、もっともっと増えたらいいと思っています。なんでもすぐ買える時代ですが、”壊れたものは捨てる”だけでなく、直してじっくり長く使うという選択肢があったら素敵ですよね。だから、壊れた器に新しい命を吹き込む”金継ぎ” 気になっている人も多いのではないでしょうか。

そんな”初めてのみなさま”が怖がらずに参加できる(笑)、わかりやすい教室を目指し、「初めてのしっかり金継ぎ」と題して、全8回のワークショップを東京・神楽坂で開催しております。割れてしまったかわいいお皿を持ち寄って、初めて同士みんなでわいわい金継ぎしてます。

でも、この教室で一度体験することがゴールではなく、金継ぎを日常に取り入れてもらいたいので、ご自宅でも一通りの道具が揃っていて、自分だけでも続けられるように「しっかり金継ぎキット」をご用意いたしました。


金継ぎの作業自体はシンプルですが、使う素材や道具も多くご自身で揃えるとなると意外とめんどくさいので、必要なものを一式揃えて欲しいという要望を多くいただき、「初めてのしっかり金継ぎ」教室の先生でもあるアマノシトミさんに監修してもらいました。

こちらのキットには、リニューアル前と比べてもさらに内容を増やした、充実の27点の道具がお道具箱に収まっています。本来、漆の仕事に使う道具は高価なものも多いのですが、アマノ先生がお家用に代替できる道具をひとつひとつ探してくださいました。その使い心地も確かめて本当に使い易いものだけをセレクトした、プロおすすめのセットになっています。


また、おうちでひとりでできるように、「割れた器」と「欠けた器」の繕いの手順を写真入りで紹介するリーフレットを付けました。手順に沿っていけば、一通りの工程がご自分でできるはずです。もし分かりづらいところがあれば、遠慮なくメールでお問い合わせくださいね。

世の中には敷居を低くし過ぎてしまった”なんちゃって金継ぎ”が溢れているそうです。”なんちゃって”では本来は漆を使うところ、接着剤的なものを使うようです。食べ物をいれる器に接着剤、って心配ではないのかな。

昔ながらの金継ぎは天然の漆を使っての作業なので、時間はかかりますが、その分きっと漆が生きていることを実感してもらえるはずです。「しっかり金継ぎ」の「しっかり」には、この天然の漆を使った昔ながらのやり方をしっかりと受け継ぐという意味を込めました。いつでも自分で繕い”自分で直す”という選択肢を手に入れてください。

[キット内容]

1.テレピン瓶入り/2.地の粉/3.砥の粉/4.菜種油用ボトル/5.スポイト/6.プラスチックヘラ/7.彫刻刀/8.竹ヘラ/9.さじ/10.目打ち/11.磨き粉/12.耐水ペーパー#800 #1000/13.錫粉/14.金粉(丸粉)/15.滑り止めネット/16.ガラス板/17.漆筆/18.毛棒/19.生漆/20.黒呂色/21.ベンガラ漆/22.メノウ石/23.マスキングテープ/24.絵皿/25.手袋/26.コクソ綿/27.真綿

※金継ぎに使うチューブ入りの漆は、特に、気温の高い夏場は漆が傷みやすいため、冷蔵庫に入れて保管するのがおすすめです。ほかの食べ物に漆がつかないようにビニール袋などに入れ、チューブを横にした状態で保管してください。

「さあ、今日は金継ぎしよう」っと思った時にさっと、とりだせる。そして「今日はおしまい」と思ったときにしまえる。お道具箱って意外と重要です。

長いお付き合いをして欲しいので、使えば使うほど風合いがでてくる木製がいいなと思って、 青森でりんご箱をつくってるつくり手さんにお願いして、専用の杉のお道具箱を用意しました。箱はしっかりとした作りで、木の蓋もその裏をその日の作業で使用するヘラや筆などを置く作業板として使えるので便利です。

サイズは、幅25cm×奥行き18.5cm×高さ12cmと小さくはないですが、テレピン油や筆洗い用の油をしっかりと立ててしまえるようにしました。道具箱としての存在感がむしろ「金継ぎ」を忘れさせないのではないでしょうか。笑



それではここから先は、キットを使った金継ぎの工程をざーっっとご紹介していきまーす。ご参考にしてください。
糊漆や錆びをつくったり、漆を使う作業はこのガラスの上で行ってください。

向かって右がよくつかう生漆です。向かって左は糊です。この二つをヘラで練って糊漆を作っていきます。ガラスが滑って作業が行いにくい場合は、ガラスの下に滑り止めネットを敷いてくださいね。

※糊はお道具には含まれておりませんので、上新粉でご自身で作ってください。

そしてこのヘラを使って割れた器に糊漆を付けて接着していきます。

マスキングテープは事前に器を養生する際に、またう器の接着する際写真のようにずれないように固定するときに使用してください。接着の微調整は目打ちや、竹ヘラを使用してください。
接着が終わった後、漆風呂にいれて三週間ほど乾燥させます。糊漆でくっつくなんて、漆のパワーは強力です。

それから作業の際には必ず手袋をしてください。漆にかぶれる原因は、漆に含まれる主成分のウルシオールが、人の皮膚のたんぱく質と反応してアレルギー反応をおこすためです。漆にかぶれるのを防ぐには、漆が直接肌に付着しないようにすることがとても大切です。手袋やアームカバーをつけ、特に汚れがつきやすい手や腕をできるだけ覆ってください。もしも肌についてしまったら、そのまま放置せず、すばやく食用油などでふき取り、洗剤でよく洗ってください。かぶれてしまった場合は、すぐに病院に行きましょう。

ですので、漆を使う作業の場合は念のため、食用油をご用意ください。
漆が乾いたその後ははみ出た糊漆を彫刻刀で削り、砥の粉を使って、錆をつくり細かい断面を埋めまた乾燥させます。

その後、耐水ペーパーを使って表面をととのえたら筆を使って黒呂色漆で上塗りをします。漆を塗った筆は漆が筆にの残らないように根元まで綺麗に漆を落としてください。(漆がの残っていると筆が固まってしまします。竹ヘラを使用して優しくなめすように漆を落としてください。力を入れすぎると筆が割れてしまう原因になります。)

その後粉を撒きます。写真の毛棒の先に粉を付け粉を撒いても、真綿を使用しても大丈夫です。
そしてこれをメノウや磨き粉を使って磨いて、輝きが出たらついに完成です。
割れた器がこんな風に綺麗になりました。漆が乾くまで少し時間はかかりますが、綺麗にもちろん欠けた器も繕えます。欠けた器はコクソでうめていきます。
道具を使った後はお掃除も大切です。丁寧なお掃除が道具を長持ちさせる秘訣。お掃除方法も詳しくは、キット内に入っている工程が記載されたリーフレットをご覧ください。

金継ぎの工程は奥が深いので、ぜひじっくりと腰を据えてチャレンジしてみてください。

もっともっと金継ぎのことを知りたくなったら、以前の教室の風景やおはなしをのぞいてみてくださいね!

https://www.tenaraido.jp/category/ohanashi/kintsugi/


教室の先生でもあり、このキットの監修をしてくださった アマノシトミさん。先生の教室はいつも笑でいっぱいです。
アマノシトミ
1981年生まれ、神奈川県在住。2005年武蔵野美術工芸工業デザイン学科木工専攻卒業。 国内で日用品の商品開発を行う会社に在職中、大学で漆に触れていたことから金継ぎを始める。 その後伝統工芸品の会社などに勤務の傍ら、職人の元で漆や蒔絵などの勉強を積む。 現在は主に金継ぎをしながら、漆や木を使ったものづくりをされています。

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