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こんにちは。てならい堂スタッフの大石です。

てならい堂では7月に引き続き、8月も千葉県でがまぐちづくりのワークショップを開催しました!

今回はお子さんも参加できるように、ミシンを使わずに作れるミニサイズのがまぐちです◎nakagawamorikazu_17

がまぐちづくりを教えてくださるのは、千葉市にある中川守和匠店の中川さんとスタッフの北川さん。

中川さんは、関東のがまぐち文化を築いてきた第一人者でもあります。お二人ともとっても穏やかな雰囲気の方で、今回も楽しい雰囲気で開催することができました。可愛らしいがまぐちがたくさんできたので、その様子をご報告いたします!

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まずはお好きな革と裏地を選ぶところから。この選んでいる時間が楽しんですよね~。色んな種類をご用意いただいたので、迷ってしまいます。笑

今回は革にデコレーションをするところが醍醐味なので、どんな仕上がりにするかイメージしながら選びます。革の種類によってデコレーションの向き不向きがあるので、そこは北川さんに相談しながら決めました。

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今回はがまぐちにデコレーションする前に、ヌメ革で練習をします。こちらはキーホルダーにすることもできますよ。(みなさん何の形か全部わかりますか?)

みなさん何の形かわかりますか?

左上の型はゾウか奥歯かで意見が割れました。笑

諸々選べたところで、早速練習を始めましょう!今回できるデコの一つがこの電気ペンなのですが、熱で革の表面を”焦がす”ことでペンのように革に描くことができるというもの。先端は熱くなっているので、十分気を付けていただいて作業しました。

他にも、宝石みたいな飾りカシメ(ストーンリベット等)や、刻印もご用意いただきました。

とっても可愛いお魚になりました◎

とっても可愛いお魚になりました◎

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一通り試したところで、本番のがまぐちづくりへ。イメージを膨らませて、カシメをつけたり、刻印をしたり、電気ペンでサインを描いたり。。みなさん思い思いのデコレーションをしていました。カシメがとても人気で、ほとんどの方がつけていました◎

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刻印を綺麗にするために、フリクションで下書きしているところ。フリクションは熱を加えると消えるので、後からライターで消しました。

デコレーションができたら、革と裏地を接着します。このとき革を少し曲げながら行うと、シワができにくいそうです。

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接着した革と裏地を口金に差し込んでいきます。これだけでも形になりますが、外れないように紙紐を入れ込んで糊付けも行い、しっかりとくっつけます。

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手前にある道具は口金に嵌め込むときに使う道具です。普段見ることのない道具ですよね。

革や口金を綺麗にお掃除したら、完成です!

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張りのあるフォルムがたまりませんね。。カシメとイニシャルがオシャレです。

革と裏地の組み合わせがとっても素敵です。

革と裏地の組み合わせがとっても素敵。

小学3・4年生くらいから作業可能かな?と思っていたのですが、今回なんと2年生のお子さんもご参加でした。

すべての作業は難しいかもしれないから、出来るところまでやってみよう。と始めたのですが、とっても器用でスイスイと完成させてしまいました!(これには中川さんもびっくり。)

下書きした刻印もバッチリ決まってます!

下書きした刻印もバッチリ決まってます。

可愛らしいサイズながら、しっかりとしたつくりのがまぐち。本革なので使い込むほどに味わい深くなっていきます。自分でつくったがまぐちを、これから末永く愛用していただけたら嬉しいです。

また、前回ご参加いただいた方に今回もお会いできたことも嬉しかったです。中川さんにつくりたいものについて色々ご相談されていたので、今後どんなものを作られるか楽しみです、、!

またワークショップを開催できたらと思っているので、ご興味ある方はぜひチェックしてくださいね◎

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ご参加いただいたみなさん、そして中川さん、北川さん、どうもありがとうございました。