手縫いでつくるノラギのキット

手縫いでつくるノラギのキット

¥2,750 ~ ¥13,750 税込
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岐阜県の山奥にある"石徹白"という集落に伝わる伝統的なノラギを自分でつくることのできるキットで、ご自宅に裁縫道具が一式ある方向けの商品です。

「作り方冊子」単独でも買うことができますが、「布セット」にはリネン生成り生地、ウエストゴム、ウエスト紐、手縫い糸がついています。

そもそも着るものというのは、昔は自分の手でつくるのが当たり前でした。遠いところで生産されてそれを着ることが当たり前になってきてしまっている現在ですが、だからこそ今、自分の手で衣服をつくってみませんか?

ということで、おうちに裁縫道具が一式あれば自分でつくることのできる「ノラギづくりキット」のご紹介です!
 


"ノラギ"とはなにか。昔から農村地域でよく着られていた衣服で、農作業用の和服のことを指します。地域に伝えられてきた伝統的民衣である"ノラギ"。裁断自体はとても簡単で、直線裁ちの服として無駄なく切った布を、直線縫いでつないでいきます。縫い始めて最初の方は、仕上がりの形が想像できず、どこを縫っているんだろう・・・と不安になってしまうかもしれませんが、終盤になるとだんだんとズボンの形がみえてきます。

一枚の布がズボンの形になった瞬間は、驚きと喜びがおとずれることでしょう。また、普通の洋服のズボンとも、着物ともちょっと違うので、服のつくりの違いなども一緒に楽しんでいただけたらなと思います。手縫いでぎこちなさもあるかもしれませんが、自分でズボンをつくるという経験はなかなかないかもしれません。ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね。
ノラギの中で選べるのは「たつけ」と「はかま」と「かるさん」です。いずれもズボンですが、それぞれに良さがあります。

「たつけ」は、農作業のときに誰もがはくズボンとして使われていたもので、お尻にゆとりがあって足裾が絞られているので、とても動きやすいスリムパンツです。
「はかま」は全体的にゆったりしているので様々な体型の方が使えて、お出かけにもおうちでのリラックスウェアとしても重宝します。ちなみに昔はかっぱがわりに着物をたくし上げて着物の上からはかまを履いていたそうですよ。
「かるさん」は、たつけの動きやすさと、はかまのゆったりさを両方実現したいいとこどりのズボンで、男女、体型問わずはきやすいですよ。

布セットについている布は、生成りの布です。何色にも染まっていない生成りの色は自分で染めることもできますので、生成りで飽きてきたり、汚れてしまってきたら、草木染めなどで染めてみるというのも面白いと思いますよ。また、ネットに入れてお洗濯も可能です。ぜひ日常使いの一着を仕上げてみてください!シワが気になる際は、半乾きの状態であて布をし、ドライアイロンをしてくださいね。


「布セット」には、リネン生成り生地、ウエストゴム、ウエスト紐、手縫い糸がついています。生地は薄手の生地ですが、真冬以外の3シーズンでお使いいただけます。ご家庭に裁縫道具一式があれば、作り方冊子をみながら初めての方でもつくることができますよ。

冊子の中身は全ページフルカラーでひとつの読み物のようです。こちらもつくり手さんの想いが詰まっているのでぜひゆっくりとご覧いただけたらなと思います。ノラギが生まれた石徹白集落のことや、採寸・裁断・縫製の方法、子供たつけの寸法の出し方などが載っていますよ。


このキットをつくったのは、岐阜県と福井県の県境に位置する縄文時代からある石徹白(いとしろ)という集落で、そこに伝わる服の形をベースとした服づくりをしている「石徹白洋品店」さんです。

石徹白洋品店を営む平野さんは、縁があって石徹白に来ることとなったそうですが、何があっても生きていけるような知恵と技術を持っている石徹白の人たちと出会い、石徹白のような”生きる力”のある地域で暮らしを営んでいくことは、「生きる上での安心感につながる」と思ったそうです。

そして、和裁の集大成である「たつけ」をはじめ、石徹白に伝えられてきた直線裁断の服を、現代のライフスタイルに合うかたちにリデザインして次の世代に受け継いでいくことができたらという想いをもって、石徹白洋品店を始めました。


「この地に来ていいなと思ったのが、みんなが自分たちで仕事や生活をしていること」そう語る平野さん。石徹白に住むおばあちゃんたちは、昔の写真を見せてくれる度に、その当時の思い出も一緒に、仕事と生活について語ってくれる。自分でつくったものを着て誇りを持って働く、そんなおばあちゃんたちの姿をみて、とても豊かでいいなと思ったそうです。

石徹白洋品店さんは石徹白に伝わる衣服を実際につくって販売もしていますが、手でつくることの楽しみや、自分でつくったものを着る喜びを一人でも多くの方と分かち合いたい、できればつくる体験もしてもらえたらな、という想いでこのキットを開発したといいます。

自分たちの着るもの全部を自分でまかなうことは難しいかもしれませんが、一着でも自分でつくったものを持っていると、ものへの目線も変わるかもしれません。何より愛着が持てますよね。石徹白洋品店さんが石徹白の地域の方から教わったつくり方を、今度はわたしたちが教わり、その心を感じていただけたらなと思います。

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