こんばんは。店主の中村です。

11月の25,26日の土日に、二子玉川クラフトフェアでワークショップを開催することになりました。

クラフトフェアの魅力って、なんと言ってもつくり手と直に会話をしながら、気に入った道具を買えることだと思います。どんな人がどんな想いで作ったのか、本人から直接聞いて作品と一緒に持ち帰ることで、その道具が日々の暮らしに物語を加えてくれます。

つくり手の顔が見えるということ。それは、その道具がどんな想いで作られたのかを知れるということであり、自分のために誰かが作ってくれていると知れることでもあります。

自分のために道具を作ってくれて「ありがとう」だし、自分の道具を使ってくれて「ありがとう」だし。そんな風にお互いが感謝できるくらいの距離感、つくり手とつかい手が近いくらしは、なんだかやっぱり穏やかな気がします。全部が全部は無理かもしれませんが、望めばいつでもそんな道具が手に入る、そのくらいの小さなセカイがいいなと思うんです。

クラフトフェアはそういう距離感を実現してくれる市場ですよね。普段は工房で黙々と作ってるつくり手たちも、この日は外に出て、使う人たちといっぱい話をしにきます。つかう人のことをちゃんと知ることは、実はつくる人にとってもとても重要なことです。つかう人の想いに寄り添っていない商品は、私たちが言うまでもなく、みんな見向きもしないものです。

つくる人が自分の作品を通じて、つかい手の想いを知ろうとする一方で、つかう人がつくり手と距離を縮めようとすることも大切なことだと思います。ひとつの方法は、つくるということに興味を持つこと。普段何気なく使っている道具が、どうやって、そしてどういう想いで作られているのか、ちょっと立ち止まって考えを向けてみてください。

あるひとつの道具がどう作られるかを知ると、人は次の道具に対しても、「じゃあこれはどう作られているんだろう」って思うことができるようになります。もちろん、作り方は分からないかもしれませんが。笑。けれどその想像力が、「私たちの周りは、”機械が自動で大量にできるだけ安く”作っているようなモノばかりではないんだ」と、気づかせてくれます。

このカタチはどうやって作るのか、このモヨウはどうやって付けるんだろう、ある一回の体験から始まったそうした想いが、つかう人とつくる人の距離を縮めてくれると思ってます。

というわけで、クラフトフェアでてならい堂がやるワークショップは、つかう人がつくる人のことを想う、そういうワークショップにしようと思います。はい。何をやるか?詳しくは、また今度。

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