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こんにちは。にっぽんてならい堂の大石です。

てならい堂ではしっかり金継ぎ教室の夏の回が始まりました!

講師は、金継ぎ修理でご協力をいただいている梅澤さん(金曜日・土曜日)と、てならい堂の金継ぎの監修をしてくださったアマノさん(日曜日)。お二人ともとても優しくて、いつも丁寧に教えてくださいます。

金曜日は吉祥寺にあるカフェORIDOさんをお借りして、土日は神楽坂のひみつの小店での開催です。

こちらがORIDOさんの様子。

こちらはORIDOさんでの様子。

みなさんお揃いになったら、まずは自己紹介から。これから4ヶ月近く続く教室なので、打ち解けてく意味も込めてみなさんに参加のきっかけを伺いました。

5年前から参加を検討されていた方、20年前に欠けた器を大事にとっていて今回直そうと参加された方がいました。今回参加してくださって、本当にありがとうございます。

少し打ち解けたところで、先生にみなさんの器の状態の確認をしてもらって、知っておきたい漆のあれこれについてお話しいただきました。

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漆について少しわかったところで、器の下準備をしていきます。

これからの作業で漆で器が汚れていくのですが、釉薬のかかっていないところは漆がとれなくなってしまいます。なので、事前にマスキングテープやサランラップを使って養生しておきます。

後々養生しておいてよかった!と思いますので、しっかりやっておきましょう◎

高台は釉薬がかかっていないことが多いので、養生します。

高台は釉薬がかかっていないことが多いので、養生します。

養生出来たら、割れの器はこれで終了。初回は欠けの器だけ進めていきます!

生漆を同量のテレピン油で薄め、筆で欠けのところに塗っていきます。

これは少し時間を置いたら拭き取ってしまうのですが、浸透した漆が固まることによって、次に使う漆のペーストの食いつきが良くなるそうです◎

欠けているところは全部塗ります。

欠けているところは全部塗ります。

拭き取ったところ。

拭き取るとこんな感じです。

初回はこれにて終了です。2回目では、最初の大仕事の”割れの接着”を行います。

これから4か月弱、みなさんよろしくお願いいたします!