こんにちは。

てならい堂スタッフの大石です。

紅葉の綺麗な季節になってきましたね。みなさん紅葉を楽しんでますでしょうか。

私はたまたま紅葉を目にする機会があったのですが、頭がスーッとクリアになりました。

圧倒的な自然ほど、人をリラックスさせるものはないなと改めて感じました。

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さて、今回は一度金継ぎ教室に通ってくださったみなさまへ向けて、「金継ぎおさらい会」が開催されました。会場は、秋の金継ぎ教室でもお世話になった染めの里おちあいさんです。

まずはお互いの自己紹介から。みなさんに参加理由を教えていただきました。

 

「教室で直した器がはがれてしまったのでもう一度直したくて。」

「キットは買ったのだけど、タイミングを失ってしまってまだ使えていなく、この機会に始めたくて。」

「教室が終わってから修理を続けていますが、先生に直接アドバイスをいただきたくて。」

 

教室が終わってからも金継ぎを続けたいけれど、一人でやっていたらわからないことが出てくると思います。今回はそんな疑問の解消や、もう一度始めるための準備として、今一度おさらいしていただく機会になればと思います。

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それでは早速おさらいしていきましょう。先生が一通り実演しながら、ポイントを解説していきます。

糊づくりの加減が上手くいかなくて、、というお問い合わせを時々いただきます。先生曰く、糊の硬さは「ヤマト糊以上、団子未満」です。皆さんにも触っていただいてこの感触を覚えていただきました。

漆を加えて糊漆をつくったら、フレッシュなマヨネーズと思って、その日のうちに使い切るのが良いそう。

「刻苧」はツナのような感じが目安。先生が身近な食べ物に例えてくれるので、覚えやすいです。笑

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一通りおさらいをしたら、「初めての教室」ではできなかった、「磨き仕上げ」のやり方を教えていただきます。チタンの粉や、鯛牙(タイガ)、メノウ、シカの革など、色々なものを使って磨くそう。

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こちらは鯛牙。生徒さんが作ってくれたものだそうです。

最後に、お持ちいただいた器を見ながら先生へ相談タイム。

皆さんたくさん聞きたいことがあって、時間がいくらあっても足りないくらいでした。

まだおうちで金継ぎされてない方も、金継ぎを続けられてる方の疑問を一緒に聞くことで今後の参考になったかと思います。

金継ぎはやればやるほど奥が深くて、これからも疑問が出てくると思いますが、ぜひ続けていってくださいね。

ガラスのコップに挑戦する方も!

ガラスのコップに挑戦するため相談されていました。

おうちで挑戦されたもの。仕上がりが楽しみです。

おうちで挑戦されたもの。仕上がりが楽しみです。