金継ぎキット

19,440 円 税込

商品コード: kintsugikit

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金額:19,440 円 (税込)

※注文から到着まで3週間ほどお時間をいただきます。



てならい堂は、くらしを少しだけていねいにする選択肢が、もっともっと増えたらいいと思っています。なんでもすぐ買える時代ですが、”壊れたものは捨てる”だけでなく、直してじっくり長く使うという選択肢があったら素敵ですよね。だから、壊れた器に新しい命を吹き込む”金継ぎ” 気になっている人も多いのではないでしょうか。

そんな”初めてのみなさま”が怖がらずに参加できる(笑)、わかりやすい教室を目指し、「初めての金継ぎ」と題して、全7回のワークショップを東京・神楽坂で開催しております。割れてしまったかわいいお皿を持ち寄って、初めて同士みんなでわいわい金継ぎしております。

でもこの教室で習うことがゴールではなく、あくまでも日常に取り入れてもらいたいので、ご自宅でも無理なくできる「金継ぎキット」をご用意いたしました。

金継ぎの作業自体はシンプルですが、使う素材や道具も多くご自身で揃えるとなると以外とめんどくさいので揃えて欲しいという要望を多くいただき、「初めての金継ぎ」教室の先生でもあるアマノシトミさんに監修していただきました。

今回は教室でも毎回使用し使いやすい充実の23点を木のお道具箱に入れ、教室でも使用する写真付きの工程リーフレットもご用意しております。

世の中には敷居を低くし過ぎてしまった”なんちゃって金継ぎ”が溢れているそうです。”なんちゃって”では本来は漆を使うところ、接着剤を使っています。食べ物をいれる器に接着剤、って心配ではないのかな。昔ながらの金継ぎは天然の漆を使っての作業なので、時間はかかりますが、その分きっと漆が生きていることを実感してもらえるはずです。いつでも自分で繕い”自分で直す”という選択肢を手に入れてください。

[キット内容]

1.テレピン(250ml)缶入り/2.地の粉/3.砥の粉/4.コクソ綿/5.菜種油ボトル/6.マスキングテープ/7.生漆/8.黒呂色漆/9.真綿/10.錫粉/11.金の消粉/12.滑り止めネット/13.お掃除用ヘラ/14.手袋/15.絵皿/16.ガラス板/17.プラスチックのヘラ/18.目打ち/19.彫刻刀/20.筆/21.毛棒/22.竹ヘラ/23.耐水ペーパー#800 #1000

金継ぎに使うチューブ入りの漆は、特に、気温の高い夏場は漆が傷みやすいため、冷蔵庫に入れて保管するのがおすすめです。ほかの食べ物に漆がつかないようにビニール袋などに入れ、チューブを横にした状態で保管してください。
「さあ、今日は金継ぎしよう」っと思った時にさっと、とりだせる。そして「今日はおしまい」と思ったときにしまえる。お道具箱って意外と重要です。

長いお付き合いをして欲しいので、使えば使うほど風合いがでてくる木製のお道具箱をセレクトしました。素材は和歌山産のひのき間伐材(集成材)を使用。この蓋はスライド式なので、その日の作業で使用するヘラや筆などを置く作業板として使えるのでとても便利。お道具箱のサイズは幅25cm×奥行き17.7cm×高さ8cmのA4サイズを少し小さくしたサイズです。

中には上に広げた写真の23点と「割れ」と「欠け」の繕い方がかいてあるリーフレット付きです。
糊漆や錆びをつくったり、漆を使う作業はこのガラスの上で行ってください。

向かって右がよくつかう生漆です。向かって左は糊です。この二つをヘラで練って糊漆を作っていきます。ガラスが滑って作業が行いにくい場合は、ガラスの下に滑り止めネットを敷いてくださいね。

※糊はお道具には含まれておりませんので、上新粉でご自身で作ってください。

そしてこのヘラを使って割れた器に糊漆を付けて接着していきます。

マスキングテープは事前に器を養生する際に、またう器の接着する際写真のようにずれないように固定するときに使用してください。接着の微調整は目打ちや、竹ヘラを使用してください。
接着が終わった後、漆風呂にいれて三週間ほど乾燥させます。糊漆でくっつくなんて、漆のパワーは強力です。

それから作業の際には必ず手袋をしてください。漆にかぶれる原因は、漆に含まれる主成分のウルシオールが、人の皮膚のたんぱく質と反応してアレルギー反応をおこすためです。漆にかぶれるのを防ぐには、漆が直接肌に付着しないようにすることがとても大切です。手袋やアームカバーをつけ、特に汚れがつきやすい手や腕をできるだけ覆ってください。もしも肌についてしまったら、そのまま放置せず、すばやく食用油などでふき取り、洗剤でよく洗ってください。かぶれてしまった場合は、すぐに病院に行きましょう。

ですので、漆を使う作業の場合は念のため、食用油をご用意ください。
漆が乾いたその後ははみ出た糊漆を彫刻刀で削り、砥の粉を使って、錆をつくり細かい断面を埋めまた乾燥させます。

その後、耐水ペーパーを使って表面をととのえたら筆を使って黒呂色漆で上塗りをします。漆を塗った筆は漆が筆にの残らないように根元まで綺麗に漆を落としてください。(漆がの残っていると筆が固まってしまします。竹ヘラを使用して優しくなめすように漆を落としてください。力を入れすぎると筆が割れてしまう原因になります。)

その後粉をまいて完成です。写真の毛棒の先に粉を付け粉を撒いても、真綿を使用しても大丈夫です。
割れた器がこんな風に綺麗になりました。漆が乾くまで少し時間はかかりますが、綺麗にもちろん欠けた器も繕えます。欠けた器はコクソでうめていきます。
道具を使った後はお掃除も大切です。丁寧なお掃除が道具を長持ちさせる秘訣。お掃除方法も詳しくは、キット内に入っている工程が記載されたリーフレットをご覧ください。

何度もいいますが、金継ぎの作業はとってもシンプルなのでぜひチャレンジしてみてください。

もっともっと金継ぎのことを知りたくなったら、以前の教室の風景やおはなしをのぞいてみてくださいね!

https://www.tenaraido.jp/category/ohanashi/kintsugi/


教室の先生でもあり、このキットの監修をしてくださった アマノシトミさん。先生の教室はいつも笑でいっぱいです。
アマノシトミ
1981年神奈川県生まれ、神奈川県在住。2005年武蔵野美術工芸工業デザイン学科木工専攻卒業。日用品の開発と卸を行う(株)東屋在職中に金継ぎを独学ではじめる。その後伝統工芸品の会社などに勤務の傍ら、漆塗の職人や蒔絵師の元で漆と金継ぎの勉強を積む現在は金継ぎをしながら、漆や木を使ったものづくりをされています。
Instagram:shitomiamano
blog:http://amano4103.hatenablog.jp/