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『器の金継ぎ修理』依頼承ります。
※現在、多数のお申し込みをいただいており、受付を一時停止させていただいております。受付再開まで、しばらくお待ちくださいませ。(2021年1月19日更新)
大切な器が割れてしまう、欠けてしまう。仕方のないことではありますが、簡単には諦めきれないですよね。
てならい堂では、“壊れたものは捨てる”だけでなく、“直して長く使う”という選択肢が手に入れば、生活はもっと豊かになると考えています。
自分で直す技術を手に入れたいという人のためには、『初めての金継ぎ(きんつぎ)』教室を開催しています。
とはいえ、金継ぎは時間がかかりますから、自分で修理するのはなかなか大変。とにかく器を“ちゃんと”直したい人、気軽に金継ぎの器に触れてみたい人に向けて、『器の金継ぎ修理』依頼を受け付けます。
遠方のため金継ぎ教室に参加できなかったよー、という方もぜひご利用ください!

「欠け」修理前

「欠け」修理後

「割れ」修理前

「割れ」修理後
そもそも金継ぎって何?という方もいらっしゃると思うので、簡単に金継ぎの説明を。金継ぎは、破損した磁器や陶器などの焼きものを修理する技法です。
“金”継ぎという言葉の通り、金を使って繕っている器を想像するかもしれませんが、金継ぎのベースは実は“漆”です。漆で接着剤をつくり、隙間を埋めるペーストを作り、線を描き、そうやって何度も漆を使って仕上げていった上で、最後の仕上げに金などの金属の粉を蒔くので金継ぎと呼ばれます。なお、金粉を蒔かずに漆だけで仕上げることもできます。

金仕上げ

錫仕上げ

銀仕上げ

漆仕上げ
家で眠っているお気に入りや思い出の器に、新しい命を吹き込んでみたい方は、お気軽にお問い合わせください。
修理を担当してくださるのは、若いのに大きな“うるし愛”を持ち、漆のアクセサリーの製作でも人気の梅澤さん。てならい堂の金継ぎ教室も担当してくれています。(ページ内の修理画像は、全て梅澤さんの手によるものです。)
修理を依頼してから手元に戻ってくるまでは2〜3ヶ月、かかる費用は器を購入したときより高くなってしまうかもしれません。けれども、時間や手間をかけた分、よりいっそう大事に思える器になるはずです。お届けをどうぞ、お楽しみに。
実際にご依頼を受け、修理した器の写真もご紹介しています。
修理のご依頼をいただいたお客さまの、修理後の器を”金継ぎ修理ギャラリー”でご紹介しています。
ご依頼検討中の方は是非ご覧ください!
修理できる器の条件: |
大きさ:縦30cm,横30cm,高さ10cm以内 形状:食器類(お皿、おわん、カップ等)、口の広い花器 素材:陶器、磁器素材のもの 割れた破片の数:10片まで <下記の場合は相談ください> 大きさ:上記を超え、縦50cm,横30cm,高さ30cm以内 形状:上がすぼまってる等器の内側に触りづらいもの 割れた破片の数:10片以上のもの ※破損箇所が接着剤などで修理してあるものは、接着剤をはがしてから送付をお願いします。 <修理できないもの> 大きさ:縦50cm,横30cm,高さ30cmを超えるもの 素材:漆、ガラス、金属など陶磁器以外のもの その他:直火にかけて使用するもの(土鍋など)、接着剤がはがれていないもの |
受付から 修理完了までの流れ: |
1)下部「お申し込み」ボタンよりお申し込み ※現在、多数のお申し込みをいただいており、受付を一時停止させていただいております。受付再開まで、しばらくお待ちくださいませ。(2021年1月19日更新) 2)こちらから、仮お見積もり用のフォームをご案内いたします。 ※毎月の修理受け入れ件数には上限があります。件数が溜まっている場合は、受け入れ可能のタイミングで順次ご案内させていただきます。 ↓ |
キャンセル規定: |
-修理開始後はキャンセルできません。 -現物を送付後のキャンセルは、器の返送料はお客様のご負担となります。 -お見積り確定後、修理代金のお支払いを1週間に確認できなかった場合、お申込みをキャンセルさせていただきます。 |
期間内保障: |
修理完了後2週間以内に不具合があった際は無料で再修理いたします。送料はこちらで負担します。 (例)接着部分が剥がれた、直した部分から漏れた、欠けを埋めた部分が取れた等(これまではありません。) <返送時に修理箇所、もしくは別の箇所が破損した場合> 返送に際しては、厳重に梱包致しますが、万一の際には、無料で修理いたします。なお、一週間以内にご連絡ください。 <下記の場合は保障対象外になります> -食洗器や電子レンジの使用によるダメージ -お客様自身の過失による破損 -修理前の器を送付する際の破損、紛失 |
梅澤瑠美子
1985年生まれ。
宮城県在住。
2010年東北芸術工科大学 工芸コース漆芸専攻 卒業。漆がもっと身近なものになればと活動する中で、現在は金継ぎをしながら、漆の箸やアクセサリーなどの小物を中心にものづくりをされています。