開催期間:4/27(土)~5/12(日) 11:00-18:00
※てならい堂のOPENは火・金・土・日です。

日々の暮らしに欠かせないお味噌。美味しいお味噌は、じーんと遺伝子に沁みわたりますよね。

今年の味噌仕込みワークショップは、新潟の味噌蔵と神楽坂との2回開催。
※4/20現地開催の詳細はこちら。4/28神楽坂開催の詳細はこちら

ワークショップに合わせて、”味噌”展を開催します!

さまざまな味わいの味噌やふりかけ、甘酒などが並ぶ予定です。
さらに、普段はオンラインで販売している[団四郎×てならい堂]味噌仕込みキットも神楽坂ストアで購入できます。
※味噌仕込みキットの詳細はこちら

4/28(日)はワークショップのために4代目の寛さん、康代さんが神楽坂ストアに来てくれます。直接お話を聞いてみてください。

いつもの食卓に。お世話になっているあの人への贈り物に。
お味噌の試食や甘酒の試飲もできますので、新潟の土を感じる味噌展、ぜひお越しください!

新潟は新飯田地区で昔ながらの美味しい味噌を作る団四郎味噌さん。創業は1932年です。

4代目の藤井寛(ゆたか)さんと康代さんには、味噌仕込みワークショップで毎年お世話になっています。

味噌に使う大豆とお米は全て国産原料。大豆、糀(米)、塩、とシンプル極まりないから、素材の美味しさが味噌の美味しさに直結します。

お米は団四郎の蔵の前に広がる田んぼで収穫されるコシヒカリと、糀づくりに適していると言われるコシイブキを使っています。

味噌の命は糀(米)。糀屋団四郎の名の通り、糀にこだわる団四郎さんでは、現在では珍しいヘギと呼ばれる道具を使った手作り糀を使っています。

新潟産のお米の良質な粒を丸々使用し、糀室と呼ばれる暖かい部屋で二日間、「糀」の字が表す通り、米の花を咲かせるがごとく、一粒一粒に麹菌が食い込む様に、大切に手を入れます。

もう一方の主役である大豆についても、現代のお味噌は技術革新により、この大豆を煮る時間を短縮するのが一般的ですが、団四郎味噌では100年(!)ものの和釜でじっくりと蒸し上げて使います。この手間が、やっぱり旨さにつながってるんです。

以前てならい堂スタッフがおうちで仕込んだお味噌。

「今、みなさんが日常手にするお味噌は、スーパーで1kgのパックに入ったお味噌。スーパーなど現代の流通形態に合わせた保存のために、その製法も工夫されてきました。

けれど、そもそもお味噌は古来より保存食でした。冷蔵庫にいれる必要も無いし、カビが生えるのも当たり前なのが、本来の味噌なんです。

現代になって、大きく変わってしまった味噌ですが、昔ながらの製法の味噌の美味しさや本来持っていた魅力といったものが、私が一番伝えたいことです。」

団四郎さんは家族経営で昔ながらのやり方を守って90年以上続けている小さな味噌蔵。これからも、このやり方を守っていくそうです。

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《ラインナップ》

団四郎味噌の定番。金印味噌。酵母や乳酸菌が生きてるので置いとくと発酵が進みます。500gと1kgの2種類。

こちらは、3年寝かした3年味噌。深いコクが特徴。これから仕込んで1年待つというというのに、なんと先に3年後の味噌が手に入るとは!

そのほか、二十年味噌や糀だけでつくる甘酒、手づくり糀などもあります。

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味噌展は5月12日の日曜日まで。4/28(日)はワークショップのため、団四郎味噌の藤井さんが在店しています。

神楽坂ストアでお待ちしています!