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syuri
金継ぎ修理

『器の金継ぎ修理』
依頼承ります。

お気に入りのお皿が割れてしまった、
思い出のカップが欠けてしまった・・・

仕方のないことではありますが、
簡単には諦め切れないですよね。

金継ぎすることで、器の思い出はそのままに、
継ぎによってまた新しい姿を見せてくれます。

直せる器、大まかな金額は下記をご覧ください。

Kintsugi 金継ぎについて

金継ぎとは、割れたり欠けたり、壊れた陶磁器を修理する伝統的な技法です。
割れた破片の接着や、欠けを埋めるのには“漆”をベースとした接着剤やペーストを使います。

金継ぎとは、割れたり欠けたり、壊れた陶磁器を修理する伝統的な技法です。

割れた破片の接着や、欠けを埋めるのには“漆”をベースとした接着剤やペーストを使います。

漆を使ってお直しをした上で、最後の仕上げに金でお化粧をすることが”金継ぎ”と呼ばれる所以ですが、銀や錫、漆だけで仕上げることもできます。

金継ぎと一口に言っても世にある技法は様々で、その中には簡易的に接着剤を使ったやり方も。
食器に接着剤って大丈夫?と心配もありますよね。

てならい堂では自然素材である”漆”を使った、古くからある金継ぎにこだわっています。

自然素材であれば食器への使用も問題ありません。
また、修理は数多の実績・経験を持つ蒔絵師の方々にお任せするので安心。
その仕上がりの美しさもぜひお楽しみに。

Kintsugi repaired plates

Repair こんな器が直せます

割れ 割れ

割れ

欠け 欠け

欠け

ヒビ ヒビ

ヒビ

上記の破損が複合した器もお直しできます!

修理NGな器

ガラス
金属

陶磁器以外のものはお引き受けできません。

直火
(土鍋など)
電子レンジ
オーブン
接着剤付着
粉々
大きすぎる

こんな器も直せるの?と迷った時はぜひお気軽にお問い合わせください。

お直し後は弱くなります

食洗機
乾燥機
つけ置き
磨き粉
強い負荷
重ね置き

金継ぎしても、怪我が完治することはありません。ずーっと優しく、扱ってください。

How to use 修理の流れ

1仮お見積もりフォーム入力
お申し込み後、破損箇所の大きさ・長さ、お写真、
希望仕上げ等の回答用フォームをお送りします。
2器の送付
お直し作業を行う、先生の工房へ送付いただきます。
→梱包例はこちら
3修理料金お支払い
最終お見積もりをご確認いただき、支払い完了後に修理開始します。
=
修理開始(3〜6ヶ月ほど)
※破損状況により変動
=
完了
ご自宅へお届け

※器の往復の送料はお客さま負担となります。

お店への持ち込みでお申し込みご希望の方は、以下店舗までお越しください。

tenaraido kagurazaka (s)store

東京都新宿区矢来町118 千種ビル 2F
東西線 神楽坂駅 より徒歩1分
都営大江戸線 牛込神楽坂駅 より徒歩7分
※神楽坂通り沿い、1Fが【BAR&CAFFE M’S】さんになります。

営業時間:

火・金・土・日 11:00〜18:00

修理の器のお持込は営業時間中はいつでも受けしています。

※お店でワークショップを行っているため、お待たせしてしまうこともあります。

事前の来店予約か、ご来店前に連絡をいただけるとスムーズです。

来店のご予約はこちら

Price 料金

修理代金は①+②+③=金額の目安となります。

1 基本料金

2 仕上げ代

金、銀、錫、色漆
長さ×単価

3 追加修理代金

追加のヒビや欠け

①基本料金
破損の状況に応じて修理基本料金が決まっています。

②仕上げ代
破損箇所の長さと作業量(仕上げ代金)が比例します。短いほど安くなります。
仕上げの素材によって単価が変わります。金は高価です。

③追加修理代金
破損状況が複雑になるほど、追加の作業(追加修理代金)が増えます。少ないほど安くなります。

1 基本料金 2 仕上げ代金 ※1cmあたり
割れ 欠け 色漆
(黒以外)
黒漆
7,700円
※3片まで
7,150円
※5箇所まで
770円 330円 220円 220円 165円
1 基本料金
割れ 欠け
7,700円
※3片まで
7,150円
※5箇所まで
2 仕上げ代金 ※1cmあたり
色漆
(黒以外)
黒漆
770円 330円 220円 220円 165円
3 追加修理代金
3片以上の割れ
4片~6片7片以上
2,200円1,100円/片
厚い器の欠け(器の厚さ7mm以上)
550円
ヒビ合計15cmごと
660円
釉薬なし・マットな釉薬、金縁・金彩を含む
各3,300円
欠け追加 ※割れがある場合
器の厚さ6mm以下器の厚さ7mm以上
1,100円
※5箇所まで
1,760円
※5箇所まで
欠け追加 ※欠けのみの場合
器の厚さ6mm以下器の厚さ7mm以上
440円/箇所660円/箇所
パーツ作成費(外径7cm以上)
3,300円/片
取っ手等、補強補修費
6,600円
※補強の状態により前後します
  • ※お見積もりは現物をお送りいただいてから確定となります。目安としてお考えください。
  • ※往復の送料はお客さま負担となります。
  • ※価格はすべて税込表示です。

修理事例

FAQ よくある質問

キャンセル規定はありますか?

修理開始後はキャンセルできません。

器を送付後のキャンセルや、接着剤が付着していての返送など、器の返送料はお客さまのご負担となります。

修理後の保証はありますか?

お手元に到着後、6ヶ月間の保証期間を設けております。期間内に万が一不具合があった際は無償で再修理いたします。

<到着〜2週間までの不具合>
送料負担なしで、無償で再修理いたします。

<2週間以降〜6ヶ月内の不具合>
往復の送料を頂戴した上で、無償で再修理いたします。

(例)接着部分が剥がれた、直した部分から漏れた、欠けを埋めた部分が取れた等

<下記の場合は保証対象外になります>

  • 修理前の器を送付する際の破損、紛失
    ※器は追跡のできる宅急便や郵便小包で、厳重に梱包したうえでお送りください。
  • 食器洗浄機や電子レンジの使用によるダメージ
  • お客さま自身の過失による破損
  • 擦れ(摩耗)による仕上げ部分の薄れ
    (例)他の器と重ねたことのダメージ、研磨剤や固いスポンジの使用、金属のカラトリーで擦ってしまった等
    ※摩耗や剥がれの原因になりうる行為以外で、仕上げの一部がペリッと剥がれてしまった場合は保証対象内です。

<返送時に修理箇所、もしくは別の箇所が破損した場合>
返送に際しては、厳重に梱包致しますが、万一の際には、無料で修理いたします。なお、一週間以内にご連絡ください。

配送時の梱包はどうすればよいですか?

配送時は厳重に梱包をお願いいたします。
ダンボール箱の中央に器を入れ、新聞紙等の緩衝材で動かないように梱包してください。
割れた破片がある場合は、破片同士がぶつかって割れるのを防ぐため、できるだけひとつずつ梱包をお願いいたします。

梱包例写真

ダンボール箱の中央に器を入れ、新聞紙等の緩衝材で動かないように梱包してください。

梱包例写真

割れた破片がある場合は、破片同士がぶつかって割れるのを防ぐため、できるだけひとつずつ梱包をお願いいたします。

電子レンジやオーブンは使えますか?

お直し後、直火、電子レンジ、オーブン等でのご使用はできません。

修理後届いたら、すぐに使えますか?

強度はしっかりと確認した上でお返しいたしますので、お届け後に使用していただいても構いません。

なお、本漆の性質として仕上がり後も少しずつ強度が増していくため、すぐにご使用いただくことも可能ですが、お直し後1ヶ月ほど置いて頂くと強度が完成しより長くご愛用いただけます。

使うときに気を付けることはありますか?

修復後もお直し箇所の強度は元のものより弱くなります。破損箇所を持ったり、負荷をかけることは避けてください。

(特に割れのお皿の場合、上に物を重ねたり重ねおきは負荷が大きくかかる可能性があるためお気をつけください)

お手入れや保管方法で気を付けることはありますか?

洗う時に強く擦ったり、金属のカラトリーで擦ってしまうなど強い摩擦が起きると摩耗してしまう可能性があります。

洗う時には中性洗剤を使って、やわらかいスポンジで洗って下さい。たわし、磨き粉、食器洗浄機や乾燥機は使用しないで下さい。
(冷蔵庫でのご使用は、漆が乾燥しやすく劣化の原因となるのでご注意ください。)

また、つけ置き、水分のあるものを入れたまま長時間置くと剥がれの原因につながりますのでお避けください。

保管の際は他の器と直接重ねずに、器と器の間に紙や布などを挟むとより安心です。

※お直し品には取り扱いのご注意を記載した用紙を同封します。必ずご確認ください。

Artisan修理を担当していただく先生

修理担当の先生

塗師屋 行庵

1981年生まれ。
父、三世黙知に工芸のいろはを仕込まれ、金沢にて、沈金を前史雄氏に、蒔絵・髹漆を市島桜魚氏に学ぶ。
お父さまと共に東大寺華厳茶会記念品制作に携わり、千二百年以上前のものでありながら目新しさすら覚える宝物にふれ、伝統的な図柄の中から新しさを再発見できるような作品づくりをされています。

作品1
作品2
梅澤瑠美子

松本真奈

1995年生まれ、千葉県在住。
2019年富山大学大学院芸術文化学研究科修了。 学生時代に漆を専攻し、髹漆や蒔絵を中心に様々な技法を学ぶ。 修了後、制作活動をしながら家具店で勤務する中で修理業務に携わり、直してまた使えるようにする楽しさを感じ個人でも金継ぎを始める。 現在は、公募展への作品制作をしながら、金継ぎや小物などの制作を行なわれています。

作品1
作品2
松本真奈

梅澤瑠美子

1985年生まれ。
宮城県在住。
2010年東北芸術工科大学 工芸コース漆芸専攻 卒業。漆がもっと身近なものになればと活動する中で、現在は金継ぎをしながら、漆の箸やアクセサリーなどの小物を中心にものづくりをされています。

作品1
作品2

Kintsugi class 金継ぎ教室について

Kintsugi class

初めての「しっかり金継ぎ」教室

てならい堂では、直す技術を手に入れたい人向けに、全国でまずは金継ぎを一度経験できる教室「初めての金継ぎ」を開講しています。

※欠けた器・割れた器、両方の直し方を学びます。

Kintsugi kit 「金継ぎキット」もあります

Kintsugi kit

お家でできる金継ぎキット

割れた器を自分で本漆を使ってちゃんと直したい人向けに、金継ぎのやり方リーフレットも入ったキットを販売しています。

About us てならい堂について

てならい堂は、“つくる” と “つかう” を近づける、手仕事の道具と体験のお店です。

「つくり手から五感を使って学ぶこと」をコンセプトとしたワークショップを開催しています。

また、てならい堂ではこれまでの「買う」という行為を見直して、
「モノの手に入れ方を変えること」をご提案しています。

​​壊れてしまったから新しいものを買うのではなく、直して使い続ける。

てならい堂では、“壊れたものは捨ててしまう”だけでなく、
“直して長く使う”という選択肢が手に入れば、生活はもっと豊かになると考えています。

store image

tenaraido kagurazaka (s)store

ワークショップの開催から、各地からセレクトした物語のある道具など、
日々の生活をゆっくりと愉しめるモノやコトを揃えています。

修理の器のお持込は営業期間中はいつでもお受けしています。

東京都新宿区矢来町118 千種ビル 2F
東京メトロ東西線「神楽坂駅」徒歩1分
都営大江戸線「牛込神楽坂駅」より徒歩7分
※神楽坂通り沿い、1Fが【BAR&CAFFE  M’S】さんになります。

営業時間:
火・金・土・日 11:00〜18:00

※店内でワークショップを行っているため、お待たせしてしまうこともあります。
事前の来店予約か、来店前に直接ご連絡いただけるとスムーズです。
来店のご予約はこちら