こんにちは。てならい堂スタッフのくらです。
すこーしだけ、秋の気配を感じるような。。そんな9月のはじめ。乾漆教室も、7回目突入です!

今日は、前回のり漆で『和紙貼り』をしたものに、ついに漆を塗りこむ回です◎

まずは、この和紙の上を<空研ぎ>します。やすりで、本当にやさし~く研いで行くと、ざらっとした和紙が、ほんのちょっとの力ですべっ!となります。

繊細な和紙がはがれちゃうので、決して研ぎすぎないように、優しく。

みなさん、自分のいい塩梅まで整えていきます。

それにしても、漆を塗る前のこの和紙のまんまの姿も、とってもおしゃれで素敵な雰囲気。。!

さて、表面の整えが終わったらついに<黒漆>を塗っていきます。この黒漆の黒は、顔料ではなく<鉄分>によるものだそう。筆でそのまま、内側から縫っていきましょう。

漆を手にするときは、いつでも気が引き締まります。。!

内側を塗ったら外側へ。慎重に、丁寧に全体を塗っていきます。

両面をしっかり塗るのは、大変で緊張しますね。。!

さて、塗り終わったら、そんなに時間を空けず、ウエスで拭き取ります。塗ったままだとテラテラなので、拭き取ることによって、和紙の風合いを残すためだそう。

こんな感じになりました!

どれもかっこいい~(先生も、「すごい良い。。」と、教室が終わってみなさんが帰られてからも、うつわを眺めていたくらい。。!)

ここまで終わったら、今日の教室はおしまいです。

次回はついに最終回。今日のこの状態でも、すでにすごく雰囲気がありますが、次回は仕上げの<絵付け>をしていきます。

白漆や弁柄漆など好きな漆を使い、絵を書いたり、消しゴムはんこを使用したりしながら、柄を付けて完成させていきます。グラデーションのようにしたいという方も!

どんな仕上がりになるのか、今からとっても楽しみ♪(でももう少しで終わってしまうのが、少し寂しくもあります。。)

次回も、みなさんよろしくお願いします!