こんにちは。てならい堂スタッフのくらです。乾漆教室も、もう第3回目!

まずはさっそく、毎回恒例になった<麦漆づくり>。いい塩梅に練り上げて作っていくのも、もうお手のものです◎

今回も引き続き、漆と麻布でどんどん形づくりをしていきますよ。

丁寧に麦漆を塗って。。麻布をかぶせ、粉まぶしをする。今回までで、合計6枚もの麻布が重なることになります!

麦漆はだんだんと、空気に触れて色がかなり濃くなっていくんですが、黒い麦漆を混ぜることで渇きがよくなるそうです!黒く変色しちゃったからといって、悪いものではないそう◎

麻布は、薄いものと厚手のものをサンドイッチして貼っていってます。

木の粉のターンは、結構粉が舞って大変。。!

ついに麻布が全部貼り付けられました。貫禄すらあります。。

教室も3回目となると、集中しながらもみなさんアットホームでいい時間が流れています♪ 

メンバーのお一人が、先日なんと<漆掻き>※うるしの木に鎌で傷をつけ、漆を採ること。を体験してきたそうです!てならい堂の漆教室のお客さん、さすが!

いいな~私たちも行ってみたい。。とスタッフも食いついてしまいました(笑)

先生と参加者さんたちの、和やかな金曜午後のこの時間、好きなんです~!

布の貼り付けが今回でようやく終わりましたが、うつわの裏側がころんとしていて、安定感がない形のものには<高台>となる部分をつけていきました。

漆で高台を作れるなんて!とスタッフも興味津々。

先生が「麦漆ができれば、なんでも応用できる!! 」と言っていたとおり、こんな風に高台が出来上がっていく。。。↓

麻布を細か~く切ったものと、麦漆を混ぜて。これを細く棒状に伸ばします。

これをうつわの裏側に円状にのせる!

こんな風な小さめのおちょこの裏にも付けましたよ。 (このかたち、富士山みたいでかわいいですね~!)

このあと、高台部分を本体となじませて、今日は完了です。

みなさん今回もおつかれさまでした◎ 次回は、ついに!型から外していきますよ。