【てならい後記】”たつけ”づくりオンライン講座〜1回目〜
こんにちは。てならい堂スタッフの大石です。
「ひと冬かけて仕上げる和服ズボン、”たつけ”づくりオンライン講座」の1回目を実施しました。
教えてくれるのは、岐阜県と福井県の県境に位置する縄文時代からある石徹白(いとしろ)という集落で、そこに伝わる服の形をベースとした服づくりをしている「石徹白洋品店」の平野さん。
今回はオンラインで現地とつなぎ、全5回の講座で、石徹白に伝えられてきた直線裁断の和服ズボン”たつけ”を一緒につくっていきます。
オンラインということもあり、全国各地から、そして海を越えてアメリカからもご参加いただきました。
色んな場所に住む方が、気軽に参加できるのがオンラインWSのいいところですよね。
はじめに、自己紹介がてらみなさんに参加理由をお伺いしました。
「ミシンは苦手で、手縫いが大好きなので」
「自分だけのチクチク縫う時間が欲しくて」
「以前石徹白用品店に訪れて、昔の方が知恵を絞ってつくられたたつけの作り方に感銘を受けて」
「コロナ禍でお買い物に行けなくて、自分で作ってみようと思って」
などなど。普段から裁縫をされている方、学校の家庭科ぶりですという方もいらっしゃいました。
服をつくるということは、決して簡単なことではありませんが、この機会にみんなで頑張ってつくっていきましょう!
1回目は、寸法出しと裁断まで行いました。
最初の作業でありながら、とっても重要な工程です。平野さんにお一人ずつ、丁寧に確認していただきました。
つくったことがないと、これで合っているのか、、?とわからないので心配になりますよね。
初めてのときはこうして教えていただけるととっても心強いな、と思いました。
みなさん、ドキドキな様子でしたが、無事裁断を進められて一安心です。
最後に布の端始末をした後の処理の仕方を教えていただいて、1回目は終了です。
みなさんおつかれさまでした!
*今回、オンライン講座で使用しているのはこちらのキットです。講座の参加者は締め切りましたが、キットは現在も販売中です。ご興味ある方はどうぞ。