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今回、てならい堂の「みんなの金継ぎ」の監修をお願いした繕い人のアマノシトミさんとの金継ぎとの出会いを伺ってみました。

アマノさんが金継ぎと出会ったきっかけは美術大学を卒業後、社会人になられてから。

以前から大学で木や漆で作品を作られていたそうですが、卒業後入社した会社で日本製の日用品の商品開発なども行っていたこともあり、様々な質のよい食器や日用品、骨董品などに囲まれていたそうです。

会社で扱っている商品には食器が多かったそうなのですが、食器には割れたり欠けたりといった破損がつきものです、そういった器たちをどうにか再生できないかと思ったことが金継を始めるきっかけに。

金継ぎを始めてしばらくは、金継ぎが世間で注目されるようなことはなく、周りの人に「金継ぎやってるんだ」と言うと、結構な高確率で「何それ?」という反応ばかりされ、一から説明をしてやっと納得してもらえるような状況だったそうです。まだその頃は便利なもの、新しいものが一番な時代だったのが、そこから徐々に本物志向だったり、ものを大事にしようという流れに時代がだんだん変わってきて、金継ぎが今のその感覚に合致したのかなと感じているそうです。

ですので、金継ぎキットやマニュアル本がいくつも売っている今とは違い、何からやっていいのか、何が必要なのかよく分からず、諸所で情報を調べたり、知り合いの金継ぎをされている方のところへ行ってみたりと東奔西走されたそう。

ただ、金継ぎをして壊れた器が新しい器に生まれ変わっていくことがとても面白く、やればやるほど追求したくなり、その気持ちだけで頑張ってきましたと笑顔で話してくれたアマノさん。

金継ぎをやっていて一番楽しいと思えるのは、本当に最後の最後の作業の、金粉を蒔いた後(この時点ではまだ金はキラキラしていません)に磨いてつやを出す作業とのこと。なぜなら、繕ったところがキラキラと輝きを増し、壊れてしまった器が再び息を吹き返して喜んでいるように見えるからだそうです。

天然の漆を使った金継ぎは漆が乾くのを何週間も待ったり何度も何度も下地の調整を行います。丁寧な手仕事の塊です。そこにアマノさんの人柄を重ねてしまいますし、好きを感じます。

「繕い人」ってカッコイイなーっと アマノさんってカッコイイなーっと思っているてならい堂です。

アマノさんといっしょに金継ぎの基本、いっしょに探しませんか?

 

アマノさんのステキな金継ぎ作品

アマノさんのステキな金継ぎ作品

糊漆を断面に縁取るようにつけていきます。

糊漆を断面に縁取るようにつけていきます。


アマノさんの作品 銀で仕上げるので「銀継ぎ」

アマノさんの作品 銀で仕上げるので「銀継ぎ」

笑顔が絶えないアマノさん

笑顔が絶えないアマノさん


熱弁中のアマノさん

熱弁中のアマノさん

いつも変な質問をしてスミマセン。アマノさん

いつも変な質問をしてスミマセン。アマノさん


いつも丁寧なアマノさん

いつも丁寧なアマノさん

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