にっぽん てならい堂「ひみつの小店」で開催する、【できたての箒展】

まちづくり山上(やまじょう)の職人さんが作る中津箒の美しさや使い心地、そしてこだわりを、あなた自身の目や耳や鼻や触覚で確かめ感じてみて、あなたの生活にならどんな風に使えるのか使ってみたいかイメージをしてみて欲しい展示です。

会期中は、さまざまな“ほうきのてならい”もおこないます。良質で美しい箒とその文化を残そうとする人たちから、箒のことを聴いて、箒を一緒に触って、改めて皆さんと一緒に箒のことを知ってみたいと思っています。

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にっぽん てならい堂が開催している、つくり手を招いての「おはなし会」。

全国からお呼びしたつくり手たちに、道具のお手入れ法など、長く道具を使うために知っておいたほうがいいことから、ものづくりへの純粋な思い、あるいはマニアックな思いまで、生活者である私たちが、その生活をもっと豊かなものとするために、知っておいた方がいい物語を聞き出していこうと思います。

 

今回のテーマは「箒」。
読めます?「ほうき」です。そう、“掃いて除く”、まさに《掃除》をするための道具。

箒の起源は詳しくは分かっていません。奈良時代においては、邪気を払い幸福をかき集める神聖なものとして、祭祀の道具のひとつだったようです。現在、奈良の正倉院にはこの祭祀に用いられたと考えられている箒が残っています。これが日本最古の箒です。
 

以来1,000年以上も経つというのに、その形状はほとんど変わらず現在に至ります。さらに世界を見渡せば、小枝・竹・エニシダ・鳥の羽・パームなど、住環境や手に入る素材は違えど、やはり形状はほぼ同じ。世界各地の伝統的生活を営む社会では、個々人が身近にある素材を自分で束ねて箒として使っている様子がみられます。おそらく日本でも同様だったのでしょう。

“掃く”という行為、そしてそのための道具がいかにシンプルでベーシックなものであるかということが分かります。

 

でも。
興味深いことに日本の人々は、“掃く”ことや箒そのものに、それ以上の意味を持たせました。

「掃き清める」。箒でその場を綺麗にするという行為を、気持ちを整え精神を高める行為と位置づけたのです。

たしかに、てならい堂でおこなっている他の“てならい”を見ていても、それがシンプル且つベーシックであればあるほど、気持ちを落ち着かせたり整えたり、そんな効果を、参加する皆さんが感じているな~、と思うことがたびたびあります。

 

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にっぽん てならい堂が出合った、まちづくり山上(やまじょう)さんが手掛ける中津箒。

この箒はとにかく、使っていて掃いていて、気持ちが良い。気分が良い。愉しい。掃除の道具でそう思えるものって案外少ないから、ついつい使う頻度が増える。さっと手に取って、さっと且つしっかり埃を取り除く。結果、いつも綺麗をキープできる。
その一連の行為の中で、ときにはささくれ立っていた気持ちも落ち着いたり穏やかになったりする。

そうやって「使いたくなる」のが、この中津箒なのです。

今回のおはなし会は、まちづくり山上の箒職人である小林研哉さんをお迎えします。
まちづくり山上が提案する「美しい箒」。そして、小林さんが目指しているのは「使いたくなる箒」です。

美しい箒ってなんでしょう。使いたくなる箒ってどんなでしょうか。

自らが畑仕事に入り、そこで収穫した素材を使って高い技量で箒を作り、それをときには自らも店頭に立って直接お客様に箒を手渡す。
そんな小林さんから中津箒のあれやこれやを聞いたら、きっとなぜ、箒が掃除をする道具以上の意味を持つのかが、知れるのではないかと思います。

ぜひ、中津箒の物語と、箒職人小林さんの物語を聴きに来てください。そして、みなさんの箒ものがたりも聴かせてください。お待ちしています。


内容:

今回は「中津箒」をテーマに、
まちづくり山上の箒職人・ 小林研哉さんと一緒にあれやこれやと話してまいります。

サポート会員価格0円/ゲスト価格700円(税抜)

日時: 12月15日(日曜)13時〜14時半
定員:

8名

場所:

にっぽん てならい堂(ひみつの小店)
東京 神楽坂。詳細はお申込み後にお知らせします。

その他注意事項:

※現地までの交通費等はお客様ご自身でのご手配、ご負担となります。
※準備の都合上、キャンセルは1週間前迄とさせていただきます。