昨日行った「鍛冶屋さんとつくる、料理が美味しくなる一枚鉄のフライパン」。
Metal NEKOの金子恭史さんにならいながら、参加者自身がうちわのような鉄板を叩いて・叩いて・叩きまくって、フライパンに仕上げていきました。

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Metal NEKOフライパンは持ち手も一体成型。料理をしているときにどんなグリップや角度ならばストレスなく使うことができるか、参加したお2人も料理好きとあって、ご自身の微妙な感覚を金子さんに伝えながら納得のいく形状を求め、大満足の様子でマイフライパンを手に帰られました。

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コークスで熱され立ち上がる火柱、マグマのような赤みを帯びる鉄、それを叩く音、鉄の焦げる匂い、キラキラと剥がれ落ちる酸化鉄、道具をつくるために使いこまれた冶具(じぐ)の数々、雑然と置かれているようでいて実は全てが作業動線に沿って配置されている沢山の機材や器具。

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どれひとつ取ってもダイナミックでカッコ良い工房の中で、真剣に真摯に鉄の道具づくりと向き合っている金子さん。このような場所を見て自分自身が体験したからこそ、参加した皆さんはその道具の価値を、本当に見分けられるようになるんだなと思います。