【てならい後記】初めてのしっかり金継ぎ教室。2026春~2回目~
こんにちは。てならい堂スタッフの新城です。
徐々に湿度も上がり夏が近づいてきました。漆って空気中の水分、つまり湿気で乾くってご存知でしょうか?(私はいまだに不思議でなりません(笑))
全8回コースで開催中の「しっかり金継ぎ」教室、今回は2回目のようすをお届けします!

本日の内容はこちら!
だんだんと専門用語などが出てきますが、ひとつひとつ、先生に伺いながら進んでいきます。
まずは刻苧綿(こくそわた)を切る作業から。

この白い綿が刻苧綿。麻から出来ています。
ハサミを使い、繊維の長い綿を細かく切りました。

先生が作り方から保存の仕方まで分かりやすく教えてくれます◯
糊漆は、上新粉(お団子を作るときの粉ですね!)を水で煮て作った糊と生漆を1:1で混ぜヘラで練り上げて作ります。
また、刻苧を作っていく為に、作った糊漆の一部と先ほど切っておいた刻苧綿を合わせて練ります。
さらに地の粉という砥石を細かく粉末状にしたものを混ぜて出来上がり。

レクチャーを受けた後、実際にひとりひとりペースト状に練っていきます!
ちなみに金継ぎを学んでいると砥の粉(とのこ)も登場します。先生より砥の粉と地の粉の違いが説明されると皆さん一生懸命メモを取られていました。(粒子の荒いものが地の粉、細かいものが砥の粉だそうです!)
こうして小さな知識をその場で理解、体感しながら知っていけるとこの先お家などで金継ぎをする際も役立ちそうですね。
さあ、割れたうつわの断面に糊漆を塗っていきますよ。

塗った後は接着まで20分ほど待ちます。
待っている間に欠けの箇所も直していきましょう。

刻苧で欠けを埋めてから地の粉をかけているところ
欠けた場所に刻苧をヘラで少しずつ付けます。その後地の粉を少し振りかけ、直接手ではなくサランラップの上から刻苧を押し固める。
これで欠けていた器の凹みが埋まりました!

待っていた割れのうつわも接着して、ズレがないか目打ちで段差の有無を確認したらテープで固定。今日はここで終わりです。

接着が固まるまでに重力などではずれないようテープで固定します。
1日でだいぶ進んだような。
盛りだくさんの内容でしたが、途中わからないところも先生やお隣さん同士で確認し合えるので、初心者でも案外スムーズに進めます。
この日も予定より早く作業が終わりました。

1人だったら心折れてしまいそうな不安もすぐに聞き合えることがモチベーションにも繋がりますね。

くっつけたり、埋めたりと金継ぎの「継ぎ」の部分ができ、これからの作業や仕上がりがますます楽しみです!
ご参加の皆さまお疲れさまでした!







