【てならい後記】初めてのしっかり金継ぎ教室。2026春~3回目~
こんにちは。てならい堂スタッフのひとみです。
ついに、梅雨入り。漆にとっては嬉しい(?)季節です。てならい堂の金継ぎ教室は『本漆』を使って、割れた器を接着し、欠けた器の補修をしていきます。その『本漆』を乾かすには、湿度と温度が大事!湿り気があって、気温高めの方が乾きやすい、正しくは「硬化」させやすい。寒い冬場は、乾燥して気温が低いので漆が乾いてない。なんてこともあるんです。だから、これからは金継ぎをするのに、作業しやすい季節。という訳。人にとってはジメジメとした嫌な季節ですけどね(笑)

今回は3回目の教室の様子を紹介します。
本日の流れはこちら。
●前回に引き続き、必要な方はコクソ綿を切る。
●割れの器は接着部分のはみ出した糊漆を削ってキレイに整える。
●欠けの器は、欠けの部分を研いで整える。
●コクソでとのこさびを作り、欠けやヒビを埋める。

色々と金継ぎならではの、用語がたくさん出てきましたね。
目の前に並ぶ、液体の小瓶たち。テレピン油、なたね油、水。二種類ある油、どっちを使うんだっけ?なんてときも、先生が工程ごとにきちんと説明してくれるので、みんな安心して進めていけます。

こちらは前回埋めたヒビから水漏れしないかを確認中!こうやって一つ一つ、確認しながら丁寧に進めていきます。

続いて、割れた器の接着部分をキレイにしていきます。彫刻刀を使ってはみ出した糊漆を削って、表面を整える作業もせっかく塗った漆を削りすぎないように慎重に、でもしっかり削ってと、加減が難しい。。。先生に聞きながら、感覚を覚えていきますよ。

そして、欠けやヒビの部分を埋める「とのこさび」を作って次の工程へ。漆を練り上げる硬さも、お料理のレシピのように何gとか決まっていないので、その時の湿度や気温の状態も影響するし大体の目安の量をメモしたら、あとは状態を見ながら加減を覚えていくんです。

次の工程は、出来上がった「とのこさび」をヒビに埋めていきます。

先生がひとりひとり見て回って教えてくれるので安心。そして、このお教室が終わる頃にはおうちでもひとりでできるように。というところを目標にみなさんノートにメモをしたり真剣です。

金継ぎに必要なものがセットになった『しっかり金継ぎキット』や天野先生の著書『いちばんやさしいおうちで「金継ぎ」』も販売してますよ。

次回、4回目では、仕上げに使う『粉』をイメージしていきます。金粉?銀粉?錫粉?漆仕上げ、という手もあるし、どんな器に仕上がるのか、ワクワクが止まりません。
ご参加の皆さま、お疲れさまでした。







