皆さんのお家に眠っている着物はありませんか?

「嫁入り道具に仕立ててもらった」「祖母が和裁師でたくさんの着物があって…」など色んな理由で、自分では着れないけれど、簡単に処分することもできない。

そんな想いを、つくり手と同じ境遇の参加者たちに余すとこなく伝えて、その物語ごと安心して着物を受け継ぐことができる、「着物譲渡とお話しの会」を開催します。

譲渡された着物は、着物のリメイクシャツをてがける「シャナリシャツ」さんの手により素敵なシャツに生まれ変わり、誰かの手に渡って大切に着てもらえることでしょう。もちろんご自身向けにオーダーすることもできますよ。

タンスに眠る着物を譲渡orオーダーで生まれ変わらせる会です

タンスに眠る着物たち。受け継いできた物語が尊すぎて、捨てるのはあまりに忍びないし、業者に渡してお金に変えたいわけでもない。

誰か大切に着てくれる人がいれば喜んでお譲りするのだけど、着物を着る機会が減ってるのは、全国共通なわけで、、、

全国のタンスの前で巻き起こるそんな”想い”を、解決してくれるブランドが、今回お招きする”シャナリシャツ”さんです。

シャナリシャツさんは、着物にまつわる思い出や物語をしっかり受け止めて、シャツに生まれ変わらせてくれるブランドです。

今、シャナリシャツさんの元には、「普段着としてのシャツに生まれ変わらせてください」というオーダーの依頼が殺到する一方で、「私は着ないけども、シャツとして誰かに大切に着てもらえるなら譲渡したい!」と、全国のタンスから着物が送られてきているそうです。

今回はてならい堂神楽坂ストアにシャナリシャツさんをお招きしますので、みなさんのお話をしっかり聞いてもらって、大切な着物を受け継いでもらいましょう。

譲渡して引き受けてもらった着物をシャツに使ってもらうのもよし、ご自身のシャツをオーダーをするもよし。お好きな方を選んでください。お話を聞いたあとでも大丈夫です。(交換会ではありません)

みんなで着物の物語をシェアして供養しましょう

皆さんのお家に眠っている着物を持ってきてください。何着持ってきても大丈夫です◎

(引き取り可能な着物の種類については詳細ページをご確認ください。)

安く売ってしまうのも、捨ててしまうのも何か違う。いつか着るかもしれない。そんなお着物&モヤモヤしたお気持ちを持ち寄っていただき、お茶を飲みながらゆるりとお話ししてみませんか。

着物を手放すことや、整理せずにいることへの罪悪感、誰かに聞いてもらいたかったけど、今まで誰にも話せなかった想いなどをぜひお話しください。

そうやって、捨てられない着物のもやもやを集まってみんなでワイワイと、ときにはしっとりと共有しましょう!というのが今回の主旨です!

みなさんの着物は無償譲渡して、今後のシャツの生地として使ってもらうか、ご自身で着るシャツへの仕立て直しのオーダー(有料)かのどちらかを選んでもらえます。

話すことで着物の供養となり、身も心もスッキリ整理されることでしょう。

譲渡するか、はたまたオーダーするか

「譲渡とお話の会」は1時間半程で終了の予定ですが、持ってきた着物でシャツをオーダーしたい人はそのまま残ってオーダーすることもできます。

生地の柄をシャツのどの部分に使うか、どんな風に見せたいか、半袖or長袖?襟は付ける?など相談しながら世界に一着だけのシャツが作れちゃいます!(※価格などは、オーダー会の募集ページに記載がありますのでこちらをご覧ください。)

また、お話会はいいので最初からオーダーしたい!という人には、前日(11月22日 日曜)にはオーダー”のみ”の会を開催していますので、ご都合に合わせてそちらもチェックしてみてくださいね。

11月22日開催、大切な着物で作る「シャナリシャツ」オーダー会はこちらから。

さらに、11月20日(金)〜12月1日(火)までPOUUPも開催します!定番のシャツや、セミオーダーできる生地がたくさん並びますので、そちらもぜひ当日にご覧ください。

「しゃなり」と着れる気取ったシャツへと生まれ変わる

今回、皆さんの着物を受け継いでくれるのは、滋賀県の長浜市を拠点に、着物をシャツに仕立てている「シャナリシャツ」のワタナベユカリさん。

普段のワタナベさんのモノづくりは着物を譲渡してもらうことから始まります。

着物を譲り受ける際に一番大切にしているのが、譲渡してくださる方の「お話を聞く」こと。

安心して着物を渡してもらえるようにという想いからそうしているそうです。

その後、丁寧に着物をほどき、生地の組み合わせや色柄の出方を考え、一点もののシャツへと生まれ変わります。

「しゃなり」とは身をしなやかに動かして気取って歩くさまを言うそうで、シャナリシャツのブランド名には、シャツを着るすべての人にいつもとは違う少しだけ”気取った”気分になれるように、という思いが込められています。

武蔵野美術大学出身のワタナベさんは、生地の組み合わせやご本人の着こなしにもセンスが光ります!

譲渡してもらった生地にはひとつひとつ、生地ナンバーをつけているそうで、完成したシャツにもこのナンバーのタグが付けられます。

そうしたシャツたちは、オンラインショップや展示会などで販売されるのですが、新たに生まれ変わった着物の姿をいつでも見られるよう、元の着物の持ち主にはこのナンバーを教えてくれるのだそう。

大切な我が子が晴れやかに旅立つ姿のようで、見られるのは嬉しいですね。

地域に根差し循環するシャナリシャツのモノづくり

今回は、ワタナベさんがシャナリシャツを始めたきっかけや滋賀での活動のことなどもお話ししていただきます。
「ブランドを始める以前のことですが、お茶を嗜んでいた祖母が亡くなってたくさんの着物があり、買取業者に引き取ってもらったんです。

その時の無機質なやり取りや、二束三文で引き取られていく光景がずっと心に残っていて…後悔がありました。」と話すワタナベさん。

きっと皆さんにも共感できる部分があるのではないでしょうか。

普段のワタナベさんは、お話もお上手でとっても気さくな方なので、なんでも質問してみてくださいね。

左から、幼き日のワタナベさん、お母様、お祖母様。

着物の物語と循環するモノづくりの話をみんなでワイワイと

長浜でのシャツ作りは分業で行っているそうで、デイサービスに通う高齢者の方や、福祉作業所へ通う方たち、町のお母さんなどがそれぞれの得意分野を活かし、着物を解いたり、縫製をしたりしています。

自社で職人を抱えるのではなく、この町全体に職人がいるようなイメージなのだそう。

つくること、働くこと、暮らすことがひとつに繋がっている。そういった取り組みは「“つくる”と”つかう”を近づける」というてならい堂の理念にも通じるものがあり、わたしたちスタッフも興味津々です。

ぜひ、みなさんのタンスの着物に秘められた思いを披露してもらって、そして循環するモノづくりに思いを馳せて、みなさんの着物を一緒に供養しましょう!ご参加お待ちしています。