皆さんのお家に眠っている着物はありませんか?

さまざまな理由から、タンスの肥やしになってしまっている着物たち。

そんなお手持ちの着物から、物語たっぷりのシャツが作れちゃう!オーダーシャツの受注会を開催します。

今回シャツを制作してくれるのは、滋賀県 長浜市を拠点に活動する「シャナリシャツ」のワタナベユカリさん。

一対一でじっくり相談しながらオーダーすることができますよ。

タンスの着物をシャツに生まれ変わらせるオーダー会

「嫁入り道具に仕立ててもらった」「祖母が和裁師でたくさんの着物があって…」など、着物には色んな物語や想いがあると思います。

いつかは処分しなきゃと思いつつ、安く売ってしまうのも、捨ててしまうのも、なんだか後ろめたい。

色や柄は素敵だし、生地も高品質だけれど、自分では着れない…!

そう思っていたものがシャツに生まれ変わり、いつでも着ることができたら、どんなに嬉しいでしょう。

そんな人のために、タンスに眠っていた着物を使ったシャツをオーダーできる機会です。

着物の物語、持ち主の想いを聞いて始まるシャツづくり

「シャナリシャツ」のモノづくりはいつも着物を譲渡してもらうことから始まります。

今回オーダー会に来てくれるのは、シャナリシャツのワタナベユカリさん。

着物を譲り受ける際に一番大切にしているのが、譲渡してくださる方の「お話を聞く」こと。

安心して着物を渡してもらえるようにという想いからそうしているそうです。その後、丁寧に着物をほどき、一点もののシャツへと生まれ変わります。

今回オーダーできるのは、シャナリシャツ定番の形、「シャナリシャツ」と「ハオリジャケット」の2種類。

どちらか好きな形を選んだら、皆さんが持って来てくれた着物のお話しを聞きながら、シャツになった時の柄の見え方や、サイズ感、襟やカフスは付ける?半袖 or 長袖 などを決めていきます。

通常2、3種類の生地を組み合わせて1着のシャツが完成するのですが、たくさん着物を持ってきてどれを使うか相談することもできるし、1着だけの場合も、ワタナベさんがストックしている生地を組み合わせて制作してくれます。組み合わせる生地の雰囲気なども、希望を聞いてくれるので相談してみてくださいね。

「しゃなり」とは身をしなやかに動かして気取って歩くさまを言うそうで、シャナリシャツのブランド名には、シャツを着るすべての人にいつもとは違う少しだけ”気取った”気分になれるように、という思いが込められています。

ワタナベさんは武蔵野美術大学出身とのことで、生地の組み合わせのセンスもとっても素敵です。ご本人の着こなしもいつもオシャレで参考になるんです。

右 : シャナリシャツ 半袖 左 : ハオリジャケット

譲るから始まるシャナリシャツの仕事の循環

シャナリシャツの制作には、滋賀の町に住む色々な方が携わっています。

デイサービスに通う高齢者の方や、福祉作業所へ通う方たち、町のお母さんなどがそれぞれの得意分野を活かし、着物を解いたり、縫製をしたりしています。

自社で職人を抱えるのではなく、この町全体に職人がいるようなイメージなのだそう。

つくること、働くこと、暮らすことがひとつに繋がっている。

そういった取り組みは「“つくる”と”つかう”を近づける」というてならい堂の理念にも通じるものがあり、とても共感します。

みんなで着物を供養する「譲渡とお話の会」もあります

ちなみに、翌日(11月23日 月曜)には「着物譲渡とお話の会」を開催します。こちらの会では、安心して着物を受け渡したい!という同じ思いを持った方同士で、着物にまつわるエピソードを共有し合います。ゆるりとお話ししながら気持ちもスッキリ!着物の供養をしましょう。

ワタナベさんの滋賀での制作のことや、シャナリシャツを始めるきっかけとなったエピソードなども聞けちゃいます。気になる人は、チェックしてみてくだい。

11月23日開催「着物譲渡&お話し会」はこちらから。

さらに、11月20日(金)〜12月1日(火)までPOUUPも開催します!定番のシャツや、セミオーダーできる生地がたくさん並びますので、そちらもぜひ当日にご覧くださいね。

あなたの物語をじっくりオーダーしてください

いつか着るかもしれない、誰か着るかもしれない、、、そんな思いとともに売るのも捨てるのも忍びないと思ってたタンスの着物たち。

亡くなって祖母のたくさんの着物がを買取業者に引き取ってもらった時の無機質なやり取りや、二束三文で引き取られていく光景がずっと心に残っていたというワタナベさん。

そんなご自身の体験から、みなさんの大切な着物を、滋賀の土地に根ざして地域の人たちと一緒に、しゃなりと着れるシャツに生まれ変わらせてくれます。

この機会にあなたの着物も生まれ変わらせてみませんか。一生物のシャツになりますよ。