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miyazono spoonのことをてならい堂が初めて知ったのは、彼女がつくるさじのキットのKINOさんとワークショップを開催していた頃。
その時は直接お会いすることはありませんでしたが、いつかお会いしたいなーと思っていました。
それから数年、いろんなタイミングが重なって、ようやくワークショップでご一緒させていただくこととなりました。

宮薗さんの印象は、何と言ってもその笑顔。
いろんなものを吹き飛ばしてしまいそうな笑顔。
「家でひとり製作している時は、無表情ですよー(笑)」という言葉も嘘なんじゃないかと思うくらい、人と接する宮薗さんは笑顔です。
宮薗さんに一度でも会ったことがある人なら、彼女の作品を手にした時に、きっと彼女の笑顔を思い出すと思います。

道具を手にする時、その道具を作った人たち、作家であったり、職人であったり、デザイナーであったり、メーカーの人であったり、顔が見えていれば見えているほどに、その道具を手にした時に、「ああ、何かこの道具はあの人っぽいなー」と思うことがあります。
優しい感じだったり、尖った感じだったり、その笑顔だったり。

単なる思い込みかもしれません。
けれど、道具を手にする時に、その道具を作った人っぽさが出てるなーと思える、そんな思い込みって、なんか良くないですか。
それはきっと、つくる人とつかう人が近い世界の話。
「自分は人のつながりの中で暮らしている。」そんなことを思い起こさせてくれる道具が素敵だなと思って、いつも探しています。

 

木のスプーンコラム①「自分で作ってみて分かる○○やすさ
木のスプーンコラム②「木のスプーンの魅力。考えたことありますか」
木のスプーンコラム③「スプーンに適した樹の種類って何でしょう」
木のスプーンコラム④「スプーンを使って森の循環に参加する」
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