【てならい後記】初めてのしっかり金継ぎ教室。2023春~1回目~
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みなさんこんにちは!
てならい堂スタッフのまつもです。
初めてのしっかり金継ぎ教室第1回目が開催されました。
その様子をご紹介していきます。
講師は、金継ぎ修理でご協力をいただいている梅澤さん(金曜日・ 土曜日)と、 てならい堂の金継ぎの監修をしてくださったアマノさん(日曜日) 。お二人ともとても優しくて、いつも丁寧に教えてくださいます。
![img_1207](https://www.tenaraido.jp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_1207.jpg)
これから4ヶ月間一緒に金継ぎを習得していくので自己紹介や、 金継ぎを習おうと思ったきっかけをお聞きしました。
20年間ずっと金継ぎを習いたと思っていた方、 器が好きで割れても修理して使いたいという方、 よく引越しをするのでその時に割れたお皿を治せるようになりたい という方など様々でしたが、 共通してみなさん器が好きとおっしゃっていたのが印象的でした。
![img_1205](https://www.tenaraido.jp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_1205.jpg)
自己紹介を終えたところで皆さんの器の状態を先生に確認してもら い、 金継ぎを習う上で知っておきたい漆の基礎知識を先生に紙芝居形式 で教えていただきました。
これから扱う素材について理解しておくことはとっても大切ですね。
それでは作業を行っていきます。
器の高台など汚れやすいところにマスキングテープで養生をしてい きます。
器を汚さないためにも大切な下準備ですね。
次は、お待ちかねの漆の作業を行います。
生漆とテレピン油を混ぜたものを欠けに塗っていきます。
少し時間を置いてから拭き取りますが、 この作業を行うことで浸透した漆が固まって次のペースト状の漆を つけやすくなるそうです
![img_1206](https://www.tenaraido.jp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_1206.jpg)
初回は少しだけ漆の作業を行いました。
少しずつ慣れていきましょう。
金継ぎ向けの漆風呂についても説明していただきました。
![img_1208](https://www.tenaraido.jp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_1208.jpg)
ダンボール、プラスチックケース、発泡スチロール、木箱など
保温と保湿できるものがいいそうです。
その他に霧吹き、温度湿度計なども必要ですね。
ご自宅に合う漆風呂を探して、金継ぎ生活を始めてみてもいい ですね。
今回は、欠けの部分に漆を染み込ませて終了です。
次回は最初の難関の”割れの接着力・欠けの埋め”を行います。
これから4ヶ月、みなさんどうぞよろしくお願いいたします!