色鮮やかな絹の花。

200年ほど前に誕生した、東京都指定の伝統工芸『つまみ細工』の技法を日常に取り入れてみませんか。

今回は「丸つまみ」と呼ばれる基本の技法でお花のブローチもしくは帯留め、一つを作ります。

道具も全てお貸出するので、まずはお気軽に手ぶらでどうぞ。

今回作製するつまみ細工のデザイン

『つまみ細工』をご存知でしょうか。
現代では七五三や成人式の特別な髪飾りとしてよく見かけますよね。絹で作られた花の美しさは、艶やかでいて 愛らしく 心くすぐられます。
奇しくも開催日は七夕〜♪
織物ではないのですが、つまみの手仕事。

今回は基本の「丸つまみ」の技法でお花を作ります。
お花の部分を「丸つまみ」 葉っぱ部分は「剣つまみ」を教わって作り上げていきますよ!!

材料は正絹の布地 羽二重(はぶたえ)と和糊を使用します。お道具一式もお貸出しします。
お気軽に手ぶらでご参加ください。

仕上げはブローチと帯留め(平紐 三部紐が入るもの)より選べます。購入ページで選んでくださいね!

帯留めにするとこんな感じ

ブローチだと色んなところにワンポイント♪

お色は先生がグラデーションや色味を考慮して、白+赤・青・黄・緑系の各色の配色セットをご用意 !
当日お好きな色味を選んでお作りいただけます。

教えてくださるのは、つまみ細工アーティスト津山清仰(つやま きよこ)先生。

津山先生は、和裁をされていたご祖母様の影響で和文化・手仕事が幼少より好きだったそうです。
大人になり海外生活をされていた先生は、テレビにて日本工芸の1つ「つまみ細工」の紹介を見て 一気に魅了されたところから つまみ細工を作り始めました。

関東を中心に、Kiyokaとしてオーダー制作と対面販売を中心に活動を開始。
しかし、2019年ブラジルの地方都市へ転居、パンデミック期間に突入… (コロナ皆さんも大変でしたね…)
緩和されてきた頃にサンパウロで作品販売を開始し、売上の一部をブラジルの貧困世帯支援に寄付するなど、日本文化の知ってもらうこと、現地の問題でもできることをと活動されてきました。

その後、今の『津山清仰』にアーティスト名を変更し、2023年帰国後、オンラインでの『小さなつまみ細工のお教室』を始めオーダ受注と講師業に専念していらっしゃいます。

先生曰く、つまみ細工の美しい作品を作っていく上で、
最も重要なことは『基本のつまみ方が綺麗にできること!』
つまみ細工は、正方形に切った布を折り畳んで、いくつものパーツを組み合わせて、1つのお花をつくるのですが、パーツ1つ1つの仕上げ方で出来上がりに差がでます。丸つまみは、裏返したり、切り目をいれることで形や見た目が変わるそうで、簡単なようで奥が深いのが伝統工芸ですね。

そもそもの始まりは江戸時代、京都の康照卿(やすてるきょう)が妻の着物を解き、古着を使ってくす玉かんざしを作ったのが始まりとされています。

先生の作品

一部絞り染めもした先生の作品

小さな布(絹布)を『折り』『つまみ』複数を組み合わせて四季折々の花鳥風月を形作ったそう。
それが、宮中の女性の和小物作りとして広がりをみせ、櫛やかんざしを華やかに彩る装飾として一般大衆へ広がりました。
着物を解いた布地を使用し、さらに芸術の域に昇華させる日本人の凄さに驚きますね!!

着物から用途を変えて資源を大切にする精神、日本独自の美しい工芸をみなさんも是非、体感して下さい。技法を学ぶことによって、絹が高価になりつつある現代では、日常使いに適した他の布地やボンドでも作れるのが嬉しいポイント!!
布地は手芸屋さんで色々手に入るので、お家で続けていけるのがいいですね。

当日先生から正絹以外でも作りやすい布なども教えていただけるので、お家でも色々な布で作ってみてください。

それでは、江戸時代の女官になった気分で♪
是非つまみ細工を体験してみませんか。