こんにちは。スタッフのひのです。

先月、真竹を大収穫してきました!筍って4月のイメージが強いですが、それは孟宗竹の方。真竹はひょろっと細長く6月ごろ収穫できます。あまり市場には出回ってないかもしれませんね。竹林整備がてらたくさん掘って(というよりは折って笑)きました〜!

おつまみにもぴったりなメンマをたくさんつくりました。全部は流石に食べきれないので、あとは冷蔵で水につけておいたり冷凍したり。きちんとしたやり方で瓶で保存したら常温で1年もつという話もあるようですね。来年はその方法でやってみたいなと思います!

さて、てならい堂では、自分にとって心地よく、社会にも環境にも良いことをしていると感じられる生活を、”こころよい生活”と呼んでいます。これまでもそれを知るための様々な機会を模索してきましたが、さらに自分たちにとって”こころよい生活”を探すために、私たちは季節ごとにテーマを決めて、取り組んでいます。

2025年 7月のテーマは「源流に触れる」です。

  「源流に触れる」を考えるために、
    てならいに参加してみる。
    てならい堂神楽坂ストアに遊びに来てみる。
    自身の生活の中で見つめ直してみる。

それぞれのやり方で、みなさんも自分にとってのこころよい生活を探してみませんか?

 「源流に触れる」を考える、7月の話題。

1)”源流”を辿ること。

2)実際に生活の中で”源流に触れる”について考えてみる

 ・さっくり”教わる、初めてのスペシャルティコーヒー。〜アイスコーヒーの淹れ方編~

 ・夏に!初めての紙漉きワークショップ

 ・てならい堂夏の納涼。風鈴の絵付け体験。

3)てならい365日のススメ

1)”源流”を辿ること。

今月も新しいテーマがはじまりました。新しいテーマの月は、言葉からどんなことを連想するか、そんなことを中心に考えてます。“源流に触れる”・・・。どんなイメージが湧くでしょうか?

私は、源流というと、川の流れ、山奥の森から湧き出てくる清流・・・などがパッと浮かびました。みなさんはどんな情景が思い浮かぶでしょうか?ひとまず考えてみてくださいね。絵で描いてみてもいいかもしれません。

源流。川に限らず、由来とかルーツといった、祖先、流儀、わざ、知恵、歴史とかそういったことも連想できそうです。

辞書的には、「始まり、起源など 物事が生じる最初のこと、源泉、水源」などの意味がありました。ふむふむ。

あなたが今までに触れたことのある「源流」って何だと思います?

源”流”ということで、「とどまることなくどんどん枝分かれしていく」「もとのものから派生し解釈も広がり、いろんな要素が加わったりもする」「あらゆるものが水脈のように張り巡らされている」ような感じもします。

ここでふと思ったのが、源流は、実際、どこまで辿っていけるのかということ。どこか明確なはじまりがあるとは思うけど、枝分かれした先のものから源のところまで辿ろうとしたときに、どこまでその「源流」に近づいていけるのでしょうか。

自分が源流だと思ったものは実は違ってたり、本当の源まで辿り着けるかは案外わからないこともあるかもなと思いました。また、目に見えなかったり、なかなか実感できなかったり。

正しい答え、テストの答案用紙のようにまるバツでわかるものでもなく、正解はないのかもしれない。でも、辿っていった時に、自分自身の解釈、納得感のようなものが得られたら、何か意味があるのかも。そんなことを思いました。

源流を辿ることは、旅に近い気がします。辿った先になにも見つけられなくても、それでも、その時間はきっと豊かなものでもあると。それだけ向き合ってきたということに、きっと何か意味を見出すことができるでしょう。

2)実際に生活の中で“源流に触れる”について考えてみる 

・“さっくり”教わる、初めてのスペシャルティコーヒー。〜アイスコーヒーの淹れ方編~

なんだか敷居高く聞こえる、”スペシャルティコーヒー”。聞いたことはあるけどなんだかよく分からない、、、でもコーヒーは好き!そんな人にぜひ来てほしいワークショップです。

当日は、内容をぎゅぎゅっと90分に凝縮して、コーヒーのスペシャリスト・COFFEE ROOTSの倉持さんが実践してくれるのをみんなで見たり質問したりするスタイル。暑い季節にたまらない<アイスコーヒーの淹れ方>のコツを、ばっちり教えてもらいますよ!

アフリカ、アジア、南米・・・と、コーヒーを求めて世界中を飛び回り、世界各地の情熱的な生産者とコーヒーをつくり、それを多くの人に広めている倉持さん。使う豆はその中でも倉持さん自ら、現地の生産者さんと一緒に豆の生産から収穫、加工に携わった特別なものです。飲み比べもありますのでどうぞお楽しみに♪

■【てならい】“さっくり”教わる、初めてのスペシャルティコーヒー。〜アイスコーヒーの淹れ方編~

・夏に!初めての紙漉きワークショップ。

水の冷たさに触れて、紙を漉く音に耳を傾ける。五感を満たす紙漉き体験でちょっと小粋な夏休みはいかがでしょうか?

漉く素材や植物の匂い、水に手が触れる時の感覚、水が落ちる音、染められた紙の色味、乾燥した紙のテクスチャーなど五感をたっぷり使って紙を漉いてみましょう。ワークショップでは、「絵ハガキ3枚」をつくります。手漉きで丁寧につくる紙は表情豊かで大切に飾っても良いし、大切な方へのお手紙として使っても良いですね。

教えてくれるのは、紙のアーティストとして活動しているイ・へリムさん。てならい堂の元スタッフでもあります。歴史のある紙漉きの色んな産地を周り、そこの職人さんたちに教わった技術とご自身のオリジナル手法で創られる作品はどれも美しく、心惹かれるものがありますよ。

あなたの想いをカタチにするこの体験。漉き込みたいものはなんだろう?今、紙に落とし込みたい色や形はどんなか?と自分の感覚をフル活用して自分の内なる想いに心を傾けてみてくださいね。

■【てならい】夏に!初めての紙漉きワークショップ。

・てならい堂夏の納涼。風鈴の絵付け体験。

昨年も好評だった神楽坂ストア夏の風物詩の登場です!『江戸風鈴 篠原風鈴本舗』の江戸風鈴に、絵付け体験をしてみませんか?筆と絵具はご用意してますので、すずしーい店内で、お気軽に絵付を楽しんでくださいね♪

大正4年創業より100余年、江戸時代より変わらない製法で江戸風鈴をつくられている『江戸風鈴 篠原風鈴本舗』の風鈴を用意してお待ちしてます。ひとつひとつ手作りの江戸風鈴は、音もそれぞれ異なるオリジナルですよ。

当日は、てならい堂スタッフから江戸風鈴の歴史と特徴の説明ののち、無地の風鈴に絵付を体験していきます。参加は当日飛び込みOK!! 確実に参加したい方は、ご希望の時間枠にて事前予約くださいね。

■【てならい】てならい堂夏の納涼。風鈴の絵付け体験。

3)てならい365日のススメ

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いかがでしたか。みなさんもぜひこの機会に、”源流に触れる”について考えてみませんか?てならい堂では、今月であれば「源流に触れる」といったように、あるテーマをもとに自分の生活を見つめ直してみる機会を「てならい365日」と名付け、お家でのセルフジャーナリングをみなさんにオススメしています。

やり方はとっても簡単。ノートを用意して、今回のテーマについて書き出してみる、以上です。どんなことでも結構ですし、関連することを実践してみたり、てならいに参加してみたり、やってみたいなと思うものがあればやってみて、それについて書いてみるのでも大丈夫です。

騙されたと思って書いてみると、書き出された文字を見て、不思議とどんどん新しい考えが思い浮かぶもの。書き出すノートはどんなものでも構いませんが、てならい365日専用オリジナルノートもありますよ。(ノートの購入はこちら

ノート

そうやって自分の考えを進めていくことが、自分にとっての「こころよい生活」を見つけることにつながると思います。テーマへの取り組みに際し、ご感想等いつでもお待ちしてますので、もしよろしければ、てならいに参加した時や神楽坂ストアに来た時に、ぜひてならい堂のスタッフへ伝えてみてくださいね。なにかさらに新たな発見があるかもしれませんよ。 

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 「てならい365日」では、3ヶ月ごとに同じテーマに取り組み、毎月それについてお知らせしていきます。今後、てならいの参加者募集とともに、てならい便り(メルマガ)にてこのテーマについてご案内していきますので、まだの方はぜひこちらからご登録くださいね。

また、サポート会員のみなさまには、毎月頭、素敵なイラストと共に同テーマに関するハガキをお送りしております。もしご興味ある方は、どうぞこの機会に関心を持っていただけたらなと思います。サポート会員となって、てならい堂の活動を応援していただけたら嬉しいです!(詳しくはこちら。)

ということで、今月は「源流に触れる」ということに目を向けながら過ごしてみませんか?何から始めようかなと思った方は、まずは本ページを参考にしてみてくださいね。

今月もみなさまのご参加をお待ちしています!てならいの会場で、神楽坂ストアで、色々とお話ししましょう!

絶えず新しいものが生まれても
辿った先に源流はある
それは見えないものだとしても
源流を辿ったその先で
今がまた、生まれ変わる