【てならい後記】初めてのしっかり金継ぎ教室。2026春~1回目~
こんにちは。今年春よりスタッフになりました新城です。
店前の木立の葉もキラキラと透けるような爽やかな5月。
なにか新しいことにチャレンジしたい気持ちを後押ししてくれるような、心地よい風がここ神楽坂にも吹く中、

毎度大人気のてならい堂「しっかり金継ぎ」教室が今季も始まりました!
今回はその第1回目をレポートしました。
近年どんどん人気が高まっている金継ぎ。
てならい堂では天然の漆を使い全8回コースで“じっくり”と“しっかり”と、金継ぎを学ぶ事ができます。
教えてくださるのはてならい堂で販売している金継ぎキットも監修して下さっている金継ぎのプロ、アマノシトミ先生です。

生徒さんや器への眼差しがいつも真摯で優しい雰囲気が素敵なアマノ先生
初回はまずご参加の生徒さんたちの自己紹介から始まります。

お道具などは揃った状態でお待ちしています!
皆さんにご参加のキッカケを伺ってみると、ご自宅で気に入っている器を割ってしまって、でも捨てられなくて、、、という方が多いですね。
よく奥様が器を割ってしまうので僕が継いでまた使えるように、という素敵なご主人さまも!
また、以前に金継ぎは挑戦してみたけれど分からない箇所があり挫折してしまった方や、前回からのリピート参加の方など、「金継ぎは初めて」という方以外のご参加も多い印象。
そんな初めての方から2度目、3度目、、、と金継ぎを暮らしに根差していきたい方へもしっかり金継ぎを理解し、自らの暮らしに活かしていけるよう、
最初に先生からそもそも金継ぎとは?や、漆という素材についてなどを紙芝居方式で紹介してもらいました。

漆や道具の種類などの知識を時折クイズなども交えながら楽しく学んでいきます!
傍にいた私も金継ぎ初心者なのですが、漆の取れる場所や採る人についてのお話、道具の種類など、プロの方の口から聞く言葉は単に知識として入ってくるだけではなく、そこに携わる人の想いの温度が伝わってくるようで実践と同じようにとても充実した時間に感じました。
身近な動物の毛が筆の材料になったりもするんですよ〜と見せて下さった筆にも皆さん驚き。ますます金継ぎへの興味も増したところで実践に入っていきます!(何の毛か気になる方はぜひ神楽坂ストアでお尋ねくださいね。)
まずは漆を塗る前の下準備から。
今後の作業の中で割れや欠けた場所以外にも漆が付着する場合がありますが、器の高台など釉薬のかかっていないところへ漆が付くと取れなくなってしまいます。
そのため、事前にマスキングテープやサランラップを使って養生をします。

後でやっておいて良かった!となる大切な作業です。
養生が出来たら、割れの器はここでストップ。初回は欠けの器だけ進めていきます!
ここから手袋をはめ(漆は肌がかぶれることもある為)、茶色い生漆(きうるし)を同量のテレピン油で薄め、筆で欠けのところに塗っていきます。

これは少し時間を置いたら拭き取ってしまうのですが、浸透した漆が固まることによって、次に使う漆のペーストの食いつきが良くなるそうです。

養生の工程も漆を塗っていく場面も分からないことがあればすぐ先生に聞ける近さがお教室の魅力!
今日の作業はここまでで、あとはお片付けについて教えてもらって終了です。お掃除も漆が残っていると固まって道具が使えなくなってしまいますし、手袋を外した際に触ってかぶれる原因となるので、とっても大事ですね。
皆さんお隣同士協力しながら片付けされていて初回から和やかな雰囲気でした◎
次回は割れをくっつけたり、欠けを埋めたりと一気に金継ぎらしい作業になります!
皆さん完成までどうぞよろしくお願いいたします!







