夏休みに「さぬきうどんづくり」にチャレンジしてみませんか
こんにちは、てならい堂スタッフの加茂です。
やっと梅雨が明けて、夏本番ですね!
といえど、今年はなかなか外で思い切り楽しむわけにもいかなそうな夏休み・・・
おうちでの楽しみのひとつとして、家族や友達と「さぬきうどんづくり」にチャレンジしてみませんか。
「さぬきうどん英才教育キット」は、その名のとおり、「さぬきうどん」を麺から作れるキットです。
うどん作りの材料のほかにも、3種類のだし原料、ワークブックとシールが付属しており、うどん作りを通して、だしや日本の食文化といったことまで、五感を使って学べる仕掛けになっています。
うどん粉はもちろん、だし素材やお醤油までプロ監修のこだわり抜かれたこちらのキットを使って、てならい堂スタッフで実際に「さぬきうどん」を作ってみました!
その模様をお届けいたします。
「昔ながらのコシのつよい麺」と「現代麺とも呼ばれるつるつるもちもちした麺」の2種類(5人前ずつ)が作れるのですが、今回は「現代麺とも呼ばれるつるつるもちもちした麺」でチャレンジしました。
「昔ながらの麺」が小麦粉100%なのに対して、こちらの「現代麺」は小麦粉にタピオカ成分(!)とでんぷん粉がプラスされています。
もちもち感に期待を高めつつ、いざ、うどんづくりスタートです!
まずは、生地づくりから。
塩水を作って、うどん粉と合わせて大きなだんごになるまで混ぜます。はじめはかなり粉っぽく、水を足したい気持ちになりましたが、レシピを信じてこねていきます。「パンづくりみたい!」「この時点でけっこうもち感!」だんだんもちっとした弾力が出てきて、ずっとこねていたい気持ちよさです。
だんごが完成したら、今度は足で踏んでさらにこねていきます。平らになったら裏返して丸めてまた踏む・・・を、「はじめよりもちっとするまで」繰り返します。「もちっとしてる・・・?なった・・・?」と、ふだんほとんど使うことのない足の裏の感覚が試されます。微妙な違いを感じるのは意外とむずかしい・・・
もちっとするまで足ぶみしたら、1時間ほど寝かせます。
その間に今度はつゆを作っていきます!
「素材からだしをとることはあるけど、こんなにちゃんととったことない・・・!」というくらい本格的に、だしをとっていきます。部屋中に広がる芳ばしい香りを楽しみながら、「海を感じる・・・!」「こういうとき、日本人でよかった・・・!って思うよね」と、しみじみ。
さぬきうどんのために選びぬかれた素材たちは、そのまま食べてもとても美味しい!要でもある”いりこ”は香川県の息吹島産。独自の水揚げ方法のおかげでえぐみがなく、うまみ成分がぎゅっとつまっています。
だしがとれたら、専用のお醤油を追加してつゆの完成です!
だしをとり終わった素材たちは、味は薄くなっていますが、こんぶはポン酢をかけておつまみに、かつおぶしは醤油を足してご飯と一緒に食べても美味しそう◎
つゆが完成したところで、寝かせていた生地をとりだして、いよいよ麺作りです。
「伸ばしても伸ばしても、弾力でもどってくる・・・!」交代でちょっとずつ伸ばしていきます。こねる過程も伸ばす過程もなかなかいい運動になります。
いい感じにお腹もすいてきたところで、ラストスパート!麺を切っていきます。「よく、リズミカルにタン、タン、タン、タン・・・って切ってるけど全然そうはいかないね」実際やってみるとむずかしい・・・でも、ちょっとくらいふぞろいだったりするところも、てづくりの醍醐味ですよね。
できた麺を茹でたら、いよいよ完成です!
「すごい、とゅるんとゅるん!」「タピオカを感じる・・・!」「もち感がつよい・・・」外側はつるつる、中はもちもちとしながらも、さぬきうどんならではのしっかりとしたコシのある仕上がりになりました!
「麺もだけど、つゆがまた美味しいよね・・・!」3種の素材から贅沢にとっただしの効いたおつゆ。香りから期待が高まっていましたが、味もとても美味しかったです。
より本場感を求める場合は、寝かせた生地を「きくもみ」をしてさらに一晩ほど寝かせるのですが、短縮してもとてもコシのある麺になりました。キットは、5人前×2回分が作れるので、粉の違いと一緒に作り方の違いで食べ比べをしてみてもおもしろいかもしれません。
ワークブックには「だしのかおりくらべ」という項目もあるので、麺の食べ比べと合わせて、自由研究の題材としても活躍してくれそうです。
全工程で2時間半ほど。手間と時間はかかりますが、できたときの喜びと美味しさもひとしお。
こども向けではありますが、大人も十分楽しめちゃいます。好みのトッピングを持ち寄って、パーティーしてみても楽しいかも。
おうちで過ごすことが多くなりそうな今年の夏休み。身近な人と「さぬきうどんづくり」で楽しんでみてはいかがでしょう。
キットのご購入はこちらからどうぞ!