「ゆっくりすすむ」を考える、12月のてならい堂。
こんにちは。スタッフの伊勢です。
もう今年も終わりが見えてきた12月。。。この月はいつも何かとイベントが多くてあっという間に時間が過ぎていく感覚があります。
先日、近くで紙漉きのイベントがあって、何やら材料を採るところから和紙を作ろう！、というイベントで、それは是非やってみようと、紙を漉いてきました。
コウゾという紙の原料になる植物を切って、蒸して、皮（皮を使うんですよね）を剥いで、表面の不要な部分は削いで、乾かして、叩いて、とろろアオイと混ぜて、漉いて、水気をとって、乾燥するまで待って、完成！
いやー和紙を作るのって大変なんですね。時間も手間もかかるものですね。私はイベントに参加しただけなので、器具の準備とか片付けも含め、そもそも”とろろアオイ”の準備だって私はやってないので、職人さんは和紙を作るのにとても長い時間をかけて、和紙を作ってる事を実感しました。
2025年 12月のテーマは「ゆっくりすすむ」です。
「ゆっくりすすむ」を考えるために、
てならいに参加してみる。
てならい堂神楽坂ストアに遊びに行ってみる。
自身の生活の中で見つめ直してみる。
それぞれのやり方で、みなさんも自分にとってのこころよい生活を探してみませんか？
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「ゆっくりすすむ」を考える、12月の話題。 |
1）たまには時計を持たない日を作る。
濡れた紙の中の空気を抜く時に使うハケ。馬毛だそうで、とっても美しい道具でした。
先ほどの紙漉き体験に話に戻るのですが、その時は時計を確認する時間もあまりないくらい、あっという間に時間が過ぎてしまって、
時間がかかる、ゆっくり進む系の事をしたけど、あんまりゆっくりした気がしないものだなーと思いました。私にとって時間は、他者と関わったり、やることがたくさんあると、ゆっくりには感じないみたいです。
じゃあゆっくりすすむってどういう事かな、と考えた時、1人の時間。自分と向き合ってる時間がとても重要に思えました。時間という世界共通の枠にいる自分から解放するために、時計を持たないで過ごしてみるのも良さそうですよね。自分と自然の摂理の流れで過ごしてみると、”私”をじっくり、ゆっくり堪能できそう。
皆さんにとっての”ゆっくりすすむ”はいかがですか？このテーマの最終月、たまには時計を見ないで、自然に体を沿わせて、ゆっくりとすすむ事ってなんだろうと少しでも考えてみてくれたら嬉しいです
2）生活の中でテーマについて考えてみる
・耶馬渓の里山を味わう。樋桶の郷の販売会となおてぃさんのおはなし会。2025
2年ぶりに樋桶の郷販売会が開催されます。年末は美味しいご褒美を！
今回の販売会に伴って、お話会も開催しますよ。樋桶の郷の味噌工房から増田さん(なおてぃさん)にお越しいただき、無肥料、無農薬、オーガニックで野菜を作る意味や、里での暮らし、”農”の今など、私たちの生活のヒントになるお話をたくさん聞いちゃいましょ。
樋桶の郷の食材を使った美味しい料理も振る舞っていただけるとの事で、今から楽しみです！お話会は12月6日（土）の開催。
■耶馬渓の里山を味わう。樋桶の郷の販売会となおてぃさんのおはなし会。2025
・玉ねぎで染める、秋のウールストール染め
いつも捨ててしまう玉ねぎの皮で草木染め体験。
ウールが暖かい、大判のストール。ざっくり巻くとホントに可愛くて好きです。一枚あると便利なストールを玉ねぎの優しい色に染め上げてみませんか？無地の他に市松模様の生地もあり、重ね着が楽しい冬に草木染めのアイテムがあると、より楽しみが増えます。
お家で出た玉ねぎの皮をお持ち込みOK！身近な素材で染め体験！（午後は満席御礼）
・型染めでつくる2026年カレンダータペストリー
2026年は型染めカレンダーで！
来年は『午（うま）年』。型染めで染める彩美しい干支を楽しめるワークショップが新登場です。
型染めは、型紙を使って布や紙に文様（模様）を染め出す、日本の伝統的な染色技法。高価で量産するのが難しい手書きの染め物を、型を使う事で解決した、昔の日本の染め職人さん、ありがとう。。。手で染めるからこそできる色の表現や面白さを現代でも楽しんでいます。
日本に伝わる伝統技法を実際に体験して、染めの魅力にハマってください。そして馬の絵が可愛いので愛てください。
3)てならい365日のススメ
いかがでしたか。みなさんもぜひこの機会に、テーマについて考えてみませんか？てならい堂では、あるテーマをもとに自分の生活を見つめ直してみる機会を「てならい365日」と名付け、お家でのセルフジャーナリングをみなさんにオススメしています。
やり方はとっても簡単。ノートを用意して、今回のテーマについて書き出してみる、以上です。どんなことでも結構ですし、関連することを実践してみたり、てならいに参加してみたり、やってみたいなと思うものがあればやってみて、それについて書いてみるのでも大丈夫です。
騙されたと思って書いてみると、書き出された文字を見て、不思議とどんどん新しい考えが思い浮かぶもの。書き出すノートはどんなものでも構いませんが、てならい365日専用オリジナルノートもありますよ。（ノートの購入はこちら）
そうやって自分の考えを進めていくことが、自分にとっての「こころよい生活」を見つけることにつながると思います。テーマへの取り組みに際し、ご感想等いつでもお待ちしてますので、もしよろしければ、てならいに参加した時や神楽坂ストアに来た時に、ぜひてならい堂のスタッフへ伝えてみてくださいね。なにかさらに新たな発見があるかもしれませんよ。
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「てならい365日」では、3ヶ月ごとに同じテーマに取り組み、毎月それについてお知らせしていきます。今後、てならいの参加者募集とともに、てならい便り（メルマガ）にてこのテーマについてご案内していきますので、まだの方はぜひこちらからご登録くださいね。
また、サポート会員のみなさまには、毎月頭、素敵なイラストと共に同テーマに関するハガキをお送りしております。もしご興味ある方は、どうぞこの機会に関心を持っていただけたらなと思います。サポート会員となって、てならい堂の活動を応援していただけたら嬉しいです！（詳しくはこちら。）
テーマに目を向けながら過ごしてみませんか？何から始めようかなと思った方は、まずは本ページを参考にしてみてくださいね。
今月もみなさまのご参加をお待ちしています！てならいの現場で、神楽坂ストアで、色々とおはなししましょう。
