老舗帽子店の職人と一緒につくる、自分好みの麦わらぼうし
★今回日程が合わない方で、次回開催のお知らせを希望の方はこちら
突然ですが、麦わら帽子を自分で作ったことはある人~?
ハーイ。……っていう声は聞こえてきませんね。
そうなんですよ。そんなことやった人はいないと思うんです。
それが!なんと!このワークショップではまるっと作ってみることができるのです。これはものすごい貴重な体験ですよー。
そんな機会を提供してくれるのは、2020年に創業140年を迎えた田中帽子店さん。
創業からの長い歴史の中では、農帽や制帽をメインに作っていた時期も。それはイコール、農家さんや幼稚園児の頭を夏の日差しから快適に守る製品として、しっかりとしたものづくりのベースを持っているということ。
“流行りすたり”のサイクルが早い中で一朝一夕に作られたものではないんですね。
息の長いものづくりをこれからも続けていくため、田中帽子店では、職人さん育てにも力を注いでいます。80代で現役バリバリの職人さんから、彼らの宝石のような技術を継承しようと奮闘している30代の職人さんまで、心地よくて素敵な麦わら帽子を日々作り続けています。
そんな職人さんたちから「帽体縫い」「型入れ」「髭切」などの工程をならい、職人さんと一緒に麦わら帽子をつくります。
とは言え、全部の工程を行うには技術も時間も足りないので、汗止めの役割を担う「内縫い」や、お好きな色で選んだリボンを巻きつける「飾りはり」など、最終仕上げと微調整を職人さんにお願いして、1週間ほどで完成品をお手元にお届けいたします。
春から初夏にかけては、田中帽子店さんの最盛期。秋から積み上げてきた帽子の山が、注文をいただいたお店や帽子を待っているお客様のところへと一斉に旅立っていく、大忙しの時期なんです。
そんな忙しい最中に、工房を参加する皆さまのために開けていただけます。それは、つかう人とつながることを大切にしているつくり手さんだから。てならい堂スタッフもリスペクトを持って、その場に立ち会いたいと思います。
ぜひ、自分で作った麦わら帽子を周りのみんなに自慢しちゃってください。6名様限定ですのでお早めに。

麦稈真田(ばっかんさなだ)を頭のてっぺんからブリム
(つば)まで立体に縫い上げる、帽体縫い。全部を縫い上げる
には熟練した技術が必要なので、今回はブリム部分をご自身で
縫ってもらいます。職人さんと伴走しながら行うので、不安
がらずに体験してください!

帽子のふちや折れをピシっとエッジの利いた形にするのに
大切なプレス作業。これがあるのとないのでは仕上がりの
体裁が変わります。

髭切。飛び出た麦の繊維を細かくカットしていきます。帽子
の仕上がりの美しさだけでなく、かぶった時の不快感をなくす
ため、一見するととても地味な作業ですが、ここを惜しまず
行うことが良いものづくりを支えているのです。

内側の縫い合わせ作業。直接長時間肌に触れる部分だからこそ、
最大限の注意で作業が行われています。こちらの工程は職人
さんにお任せします。

明治の頃の男性は、このカンカン帽をかぶることが外出時の
正装だったことも。男子カンカン帽の復権望みます!

女性のカンカン帽って、ノスタルジックな雰囲気があって素敵。
こちらのカンカン帽は高さもあるのでかぶりやすいんです。

コドモの麦わら帽子姿は、ただただ可愛いんですけどね。
カンカン帽はよりオシャレキッズに。親子でお揃いとか、
楽しすぎます。

クラウンが丸く深く、短いつばが特徴のクロッシェ。カジュアル
な雰囲気の可愛らしさです。下向きのつばが日射しをしっかり
遮ります。

男子のボーラーハットって、なんかミュージシャン感が増し
ませんか?良い良い。女子がかぶっても、とっても◎。

中折れ帽でも、短めでフラットなつばなのでカジュアルダウン
してかぶりこなせます。男性はもちろん、ハンサム女子にも。
東武スカイツリーライン「せんげん台」駅より、大正大学入口行バス(茨城急行バス)乗車
「赤沼十字路」下車(せんげん台駅より10駅)後、徒歩6分
※バスと徒歩で約20分ほどかかります。乗車いただくバス時刻などは、お申し込みいただいた後にご連絡いたします。
※自家用車の場合、駐車場もあります。こちらも詳細別途ご案内します。
★今回日程が合わない方で、次回開催のお知らせを希望の方はこちら
日時:2021年6月12日(土)13時~16時終了予定 (12時45分~受付開始)
申込〆切:6月10日(木)23:59
※参加者皆さんの作業具合によっては、多少時間が延びる場合もございます。予めご了承ください。