【てならい後記】直線裁断でシャツを一着仕立てる。 “越前シャツ“ワークショップ@オンライン<5回目>
こんにちは、てならい堂スタッフのひのです。あっという間に今年最後の月ですね。何かと忙しい年末ですが、今年やり残したことないかな、、、と休み休み最後まで駆け抜けたいものです・・・!
さて、先日は石徹白洋品店さんから教わる越前シャツづくりワークショップ@オンラインの5回目、最終回を行いました!隔週で全5回の講座でしたが、本当にあっという間でした!
前回まででシャツの形はすでに出来上がってますが、今回は残りのボタンつけや裾上げなど細かい部分をやっていきました。講座の前半は残りの工程説明・一部作業、後半はこれまでのおさらいや質疑応答の時間となりました。



まずはボタン付けから。基本糸は2本どりで、2往復まわしました。綺麗に見えるよう、簡単に外れないよう、しっかりポイントを教わりながらつけていきます。
前立ての部分6個と、カフス部分2個、計8個を全部でつけます。ボタンはキットを頼んでいる方は石徹白洋品店さんが用意してくれた貝殻のボタンで。そのほか、ご自分で用意された方は大きめのボタンなど使ってる方もいて、アクセントにもなっていてとても可愛かったです♪

ボタンホールの部分は、あわせて閂止め(かんどめ)という処理もしていきました。返し縫いだけで処理するやり方などいろいろあるそうですが、今回教えてもらったのは、糸をぐるぐる巻いていくやり方でした。
糸の色をあえて変えて、シャツ脇のスリット部分と合わせて、アクセントにするもの良さそうです!

裾上げもしたら、全工程完了です!!ちなみに、裾上げは、最後一旦シャツを羽織ってみて、最終的に好みの長さに再調整してもいいんだそう。なので、これは一番最後にやるとよさそうな作業ですね。
その後、テキストをみながら全体のおさらいをしていきました。テキストはミシンがベースなため、手縫いでやる際のポイントをかいつまんでおさらい。
そして、みなさんには手を動かしてもらいつつ、質疑応答やアレンジ方法についても教わりました。タック、布幅の変更の仕方、生地の耳部分の扱いについて、ミシンでやる場合、素材について、、、、などなど。みなさんそれぞれに気になることを質問されてました。
今回は長袖シャツをつくましたが、これをベースに、ノースリーブ、ワンピース、半袖などにもアレンジ可能なそうです♪ ノースリーブのワンピースなんかも可愛くておすすめなんだとか。また、下ははかま上は越前シャツとで、オリジナルパジャマもつくれるそうです!お気に入りの生地でつくる楽しみの幅が増えそうですね。


全5回オンラインでの越前シャツづくりワークショップ。石徹白洋品店さんがつくる服の中で一番難易度が高く、対面でのワークショップでもかなりハードなんだとか。それを今回みなさんつくったので、ぜひ、自信を持ってもらえたらなと思います!オンラインで、しかも手縫いでやり切りました!
最後みなさんから感想を一言ずついただきましたが、総じて楽しかった!!という声で、大変嬉しく思います。「テキスト見て一人でやってたら挫折してたかも・・・みんなでつくってる感じも楽しかった」「シャツを手縫いでつくるという夢の一つが叶った!」「シャツづくりのハードルが下がったので、これから何着もつくっていきたい。」「2着目もうつくりはじめてます。笑」などなど、前向きな感想が。
講師の方曰く、時間をおかずに、ぜひ2着目3着目とつくってみださいとのことでした!どうしても1回だけだとわかったようでわからない部分もあるけれど、どんどんつくっていくうちに、定着していきます。ぜひこれからもシャツづくり楽しんでもらえたらなと思います!
参加者のみなさま、最後までお疲れさまでした!







