こんにちは。てならい堂のスタッフリムです。
皆さん、「てならい365日」のある生活はいかがでしょうか?

このページには、「てならい365日」に取り組むのにあたって、「どうしたらいいのかわからない!」と困っている方や「ノートに何を書けばいいの?」と思っている方々に、少しでもお役に立つようなヒントが書かれています。

ヒントとはいえ、私が「聞く」というテーマを実生活に取り入れてみながら思ったことや経験したことを書いたみたものなので、直接的なヒントになるかどうかは分かりませんが、少しでも皆さんにお役に立てたら嬉しいです!

このページは今まで公開されたヒントを全部まとめたヒント集です。すべてのヒントを読んでみて、「終える・始める」について一緒に考えてみましょう!そしていいなと思えるヒントを見つけたら、ぜひ活用して、ノートに書いてみてくださいね。逆にここにはないヒントがあれば、ぜひわたしたちにも共有してください!

 

1. 聞くということは?

タイトルにひかかって手に取った本。読んでみます。

タイトルにひかかって手に取った本。読んでみます。

私は「てならい365日」に取り組むことにあたって、いつも言葉から考えてみます。きく。きくには?聞くもあり、聴くもありますよね。

漢字の意味の違いについて国語辞書次のように違いを記しています。
「聞」は音を耳で感じ取る。自然に耳に入ってくる。聞いて知る。
「聴」聞こうとして聞く。注意してよく聞く。

意識して聞こうとすると聴くになるのですね。なるほど。あれ?ならば聞くと聞こえるの違いはなんだろうと頭の中にクェスチョンマークができます。いろいろ調べてみると聞くは英語でListen、聞こえるHearに近いと言われているようです。この二つを比べてみると聞くの方がもっと自分が意識して何かを聞こうとする気がしますね。

ならば、皆さんは何を聞き、何を聴いていますか?そして周りから何が聞こえていますか?耳をすませば周りからはたくさんの音が溢れています。もしかしたら目を閉じて、力を抜いたまま自然体で座っているとたくさんの音に出会えるかもしれないです。ぜひ耳から聞こえてくるものをたくさん感じてみてください。そして今日聴いたものを全部ノートに書き出してみてください!

 

2. “聞く”で蘇る。

久々に貝殻を耳に当てて、海の音を聞いてみました。

久々に貝殻を耳に当てて、海の音を聞いてみました。

皆さんは子供の頃、海で貝殻を拾って耳にあてたことありますか?私はいまだにも海にいくと必ずしますね 笑。それでその貝殻を家に持ち帰り、部屋で一人で聞いたりもしました。音だけでその日の記憶が蘇ってきます。

聞くという一つの感覚だけで他の感覚のことまで思い浮かぶというそういった経験。誰かにはある曲がそうかもしれないですし、私みたいに貝殻で聞こえてくる波の音かもしれないです。

今日は皆さん、部屋の中で旅してみませんか?家にあるものの中から聞こえてくる音を通じて想像の旅をしてみましょう。今の時期こその最高の旅行になるかもしれないですよ!

 

3. 全身で聞く。 

コーヒーを飲みながら嬉しいことを聞かせたり、元気になる話を聞いてくれたり。

コーヒーを飲みながら嬉しいことを聞かせたり、元気になる話を聞いてくれたり。

友達の話を聞いて共感する。悲しくなる、元気になる。
ライブに行き、音楽を聞いて盛り上がる。
外からうるさい音がして、疲れる。

友達との話で私の気分まで嬉しくなったり、悲しくなったり、怒ったりしますよね。イヤフォンで聴くのではなくて目の前に立っている人が歌う音楽を聞くという臨場感が与えるワクワク感は特別ですよね。

なんだか聞くことって、思ったより体全身に関係している気がします。ただ耳で聞くことで終わりでなく、体で音を聞くというような感覚。そう考えてみると私たちは耳でたくさんの栄養をとっているのではないでしょうか。

もちろん吸収するのは栄養のある良いものもあれば、体に悪いものもある。でも私たちは良いもの、好きなものだけを取ることはできないですよね。だからそのバランスを取るのが大事かもしれません。

最近あなたの気分や生活に影響を与える音は何がありましたか?そういう音を聞くことでどんな影響を受けていますか?今回はそれをノートに並べてみるのはいかがでしょうか。生活で聞こえて小さな音まで全身で聞いてみましょう!

 

ちなみに5月29日には皆さんと「聞く」について話し合う共有会が開かれます!ご興味のある方は気軽にぜひ!