【てならい後記】天然杉に触れる、秋田の手しごと。曲げわっぱのお弁当箱づくり。
こんにちは。スタッフのりほです。
毎年恒例の、天然杉をつかった無塗装の「曲げわっぱ」づくりワークショップ。
今年は、ミニサイズが新登場。3種類の中から好きな形の回を選び、ご参加いただきました。
・俵型
・丸型
・ミニサイズ
今回は「俵型」曲げわっぱづくりの様子をレポートします!
教えてくれたのは、秋田で曲げわっぱを作って20年以上になる『曲げわっぱ工房 E08 (いーわっぱ)』の伝統工芸士・仲澤恵梨さん!

「職場の同僚が使っているのをみて、自分も使いたくなって。」
「木製品をつくる仕事に興味があって。」
「いつかいつかと思っていた憧れの曲げわっぱを使いたくて。」
など、みなさん期待値が高く、ワクワクした雰囲気でスタートです!

完成品はこんな感じです!
①樺とじ
まずは、蓋と本体に、樺とじをします。
つかうのは、山桜の木の皮。
元々蓋の方に開けてもらっている穴に、皮を通します。
細やかな作業なので、想像以上に時間がかかります。

この茶色の皮を通します。なかなか集中力がいる作業です!(写真は丸型の曲げわっぱ)
②底板を入れる(蓋)
まずは蓋の方を。後から本体も行います。
板の側面に糊を塗って、枠の中に入れ、当て木の上から金槌で叩き、はめます。
蓋の内側にはみ出た糊は、水につけた布やブラシで綺麗にします。
ちなみにこれは食品衛生法に合格した安心な糊だそう。
そうわかるだけでも、曲げわっぱのご飯がさらに美味しく感じられそうです。

③切り輪をカット
細い木の輪を、底周りのサイズに合わせてカットします。
これが、底の部分の足になるそう。一旦置いておきます。

④底板を入れる(本体)
蓋と同じやり方で、進めます。
⑤底に切り輪をはめる
底の部分に糊をつけて、切り輪を入れ、当て木をして金槌で叩いてはめます。
切り輪をうまく収めるのが難しいのですが、これも自分でつくる醍醐味です!
「難しさゆえ、この作業をワークショップに組み込むところはあまりない。だからこそ体験してもらいたい!」と仲澤さん。
職人さんの工程を体験してみたい方には、むしろ嬉しいですよね!

⑥底の部分にカンナをかける
木の削り心地を確かめながら、木の繊維の入り方によって力を調整して、平になるまでカンナをかけます。
慣れない道具を使うのも楽しさの1つですね。

⑦やすりをかける
優しい触りごごちになるよう、整えたら、完成です!

「今日行ったのは、14工程中の4工程。完成までに約2ヶ月かかるんです。曲げわっぱは高いと言われるが、この手間暇なんですよ。」
つくり手の話を聞き、自分で手を動かしてつくってみることで、価格にも納得感が生まれます。ものを見る目が変わりますね。
皆さんご参加ありがとうございました。
マイ曲げわっぱで、お弁当づくり&ランチタイムを、もっともっと楽しんでくださいね!
仲澤さんの曲げわっぱが欲しくなった!という方は、オンライン販売をチェックしてみてくださいね。
曲げわっぱ工房 E08 お弁当箱<TAWARA> *深蓋/被せ 450ml/400ml
曲げわっぱ工房 E08 お弁当箱<KOBAN> *深蓋/被せ 400ml







