染めの技『板締め』を藍染めで体験。職人に教わって染める小風呂敷とてぬぐい。
染めの技法「板締め」を藍染めで体験する6月のワークショップ。
板で布を挟み、折りたたみ、染料の通り道をつくることで、偶然と意図が交わる模様が生まれます。小風呂敷またはてぬぐいを染めながら、藍の深い色と手仕事の集中を味わう時間です。
板の締め方によって模様はまったく異なります。職人さんに教わりながら、その“おもしろさ”と“むずかしさ”を楽しみましょう。

『板締め』で出来るこの模様ってどうやるの?
今回は、藍染めで「板締め」と呼ばれる技法を体験していきますよ。
布を板で挟み、折りたたみ、染料が入る部分と入らない部分を作ることで、幾何学的な模様が現れます。
板の形や挟み方、折り方によって模様はまったく異なり、同じ布でも仕上がりは一人ひとり違ってくる。その偶然性が板締めの魅力であり、染める人の感覚が模様にそのまま映し出されるのがおもしろいところ。

どうしたら思った通りの柄が出せるのか。職人技はすごい!
小風呂敷とてぬぐい、2種類の素材をご用意していますので、お好きな方を選んでくださいね。どちらも日常に使いやすく、染め上がったあとも暮らしの中で長く楽しめる布です。
藍で染め上げた布は、光の加減や使い方によって少しずつ表情を変え、時間とともに育っていきます。染めの工程を通して、藍の奥深さと“自分の手でつくる”楽しさを感じてください。“つくる”ことが“つかう”ことへと続いていく——そんな手仕事の流れを感じて。

歴史ある「染の里おちあい」で本格的な染め体験
今回も、いつも染めのワークショップでお世話になっている「染の里おちあい」さんで開催します。100年間もの間、この土地で着物を染め続けている染の里おちあいは、今は地域の染め工房として場所をひらくことで、私たちに五感を通じて、染め文化を伝えてくれています。
100年前と今とでは、「染める」という仕事は、全く違う立ち位置になってしまったのだろうと思います。けれど、「自分で染める」という経験は、そのモノがどのような思いでつくられているかを知ることにつながります。
普段、きものの染色を行なっている工房での藍染め体験は貴重です。そして、今回は板締めの技法を教えてもらう特別な時間。
染めの技術を長年探求してきた職人さんが、布の折り方や板の締め方、染料の濃淡の見極めなど、手の感覚を大切にした指導をしてくれます。板を締める力加減ひとつで模様が変わる——そんな繊細な手仕事の世界を、間近で体験できますよ。

ゆっくりと藍色が育つ時間も楽しみましょう
板締めの模様は、偶然と意図のあいだに生まれるもの。その一瞬を自分の手でつくる時間は、きっと記憶に残ります。染め上がった布は、使うほどにやわらかく馴染み、季節とともに少しずつ表情を変えていきます。
藍の深い色と板締めの形が重なる6月のひととき。
小風呂敷やてぬぐいに、それぞれの模様を染めあげて、日々の暮らしの中でゆっくりと育っていく藍の色を感じてみませんか。


































