漆で繕う、仕上げる。使い続ける漆器のメンテナンス教室
★今回日程が合わない方で、次回開催のお知らせを希望の方はこちら
漆は好きですか?
てならい堂では金継ぎ教室や拭き漆など、漆にまつわる講座を今までもたくさん行ってきました。
今回は漆の器のメンテナンスを学ぶ体験をご用意しまいたよ!
初めて漆に触れる方、金継ぎ教室参加された方も漆の魅力にもっと触れて、いつもの暮らしに取り入れられるようになっちゃいましょう。
全3回で体験するこの教室。
メンテナンスしたい漆の器やお盆などをお持ち頂き、自分で繕ってみようと言う教室。お持ち込みOK(サイズ規定等があります。)ですが、特に無いよーという方は、レスキュー漆器をご購入頂いてのご参加が可能です!
レスキュー漆器は能登の復興にも繋がりますので、能登で使われていた良き漆器を使い続けて行くと言う選択肢も持っていただけると嬉しいです。価格は大体(1,650円〜4,000円)
こちらは↑てならい堂の漆道場に通われている方のモノ。漆が剥げてしまったお盆を修復していきました。
漆は元々耐久性に優れいている素材。ですが、長く使っているとやはりひび割れや、傷、漆が剥げてくる。長年連れ添ってきた物ほど捨てられないし、大事に使っていきたいですよね。
下の画像が漆の修復完了したお盆です!自分で繕ったからこそ愛おしい、そして使う楽しみができます。
今回は漆器の修復、メンテナンスがメインとなりますが、お直しする漆器がとても小さかったり、メンテナンスが少しで大丈夫な方は拭き漆か、漆器修復もう1点を同時並行で体験OKとしています。
まずは持ち込み内容を事前にメールで確認させてもらいますので、何を繕いたいか教えてくださいね。
今回教えてくれる松本先生は現在金継ぎ教室や金継ぎ修理でも多々お世話になってます。
普段は乾漆の技術を使って作品作りを行っていて、工芸の公募展で入選・入賞される程の腕の持ち主。
金継ぎ教室だけじゃもったいない!もっと漆の面白さを教えて欲しい!という、てならい堂のわがままに答えてくれる優しい先生です。
松本先生の漆の技を間近で見れる貴重な体験なので、漆好きさんは必見ですよ。
皆々様のご参加をお待ちしております。
※10月3日(金)10時まではサポート会員優先期間となります。
【開催場所】
tenaraido kagurazaka (s)store
東京都新宿区矢来町118 千種ビル 2F
東西線 神楽坂駅 より徒歩1分
都営大江戸線 牛込神楽坂駅 より徒歩7分
※神楽坂通り沿い、1Fが【BAR&CAFFE M’S】さんになります。
全3回(日曜日の開催):2025年
①11/23②12/7③12/14
※90~120分目安。作業時間等により前後します。
講師
松本真奈
1995年生まれ、千葉県在住。
2019年富山大学大学院芸術文化学研究科修了。学生時代に漆を専攻し、髹漆や蒔絵を中心に様々な技法を学ぶ。修了後、制作活動をしながら家具店で勤務する中で修理業務に携わり、直してまた使えるようにする楽しさを感じ個人でも金継ぎを始める。現在は、公募展への作品制作をしながら、金継ぎや小物などの制作を行なわれています。